Colors best of yt cover tracks vol.1

アルバム『colors best of yt cover tracks vol.1』について



高橋幸宏アルバム『colors best of yt cover tracks vol.1』は、1999年6月17日にCONSIPIO RECORDSからリリースされたカバー曲専門のベストアルバムです。このアルバムには、全11曲の楽曲が収められており、心地よいメロディと独特のアレンジが特徴です。また、収録楽曲は多様なアーティストによる名曲のカバーが含まれており、様々な音楽ジャンルの魅力を再発見できます。

アルバムの発表から一ヶ月後の7月7日には、続編となる『colors best of yt cover tracks vol.2』が出され、こちらも同じく紙ジャケット仕様でデザインは似ているものの、カラーバリエーションが異なり、vol.1は赤色、vol.2は黄緑色のイラストが印刷されています。このように視覚的にも楽しめる工夫がされています。

収録曲



1. THE LONER
作詞・作曲:ニール・ヤング
新録音されたこの曲は、ニール・ヤングの深い歌詞とメロディが印象的です。

2. WE CAN WORK IT OUT
作詞・作曲:ジョン・レノン & ポール・マッカートニー
1990年のビートルズカバーアルバムからの楽曲で、レノンとマッカートニーのハーモニーが再現されています。

3. FOLLOW YOU DOWN
作詞・作曲:SOLEM-WILDE
オリジナルのトラック『LIFETIME,HAPPY TIME』から印象を受けた、感情豊かなカバーです。

4. MOONLIGHT FEELS RIGHT
作詞・作曲:BRUCE BLACKMAN
原曲の幻想的な雰囲気を保ちつつ、高橋による独自の解釈が見られます。

5. 白い浜 ON THIS BEACH
作詞・作曲:岩谷時子/弾厚作
加山雄三へのトリビュートとして収録され、あたたかなメロディが心に響きます。

6. I SAW THE LIGHT
作詞・作曲:トッド・ラングレン
原曲の魅力を失わずに新録音されたこの曲は、聴き応えがあります。

7. ONLY LOVE CAN BREAK YOUR HEART
作詞・作曲:ニール・ヤング
既に有名なこの楽曲も、やはり高橋のアプローチで新たな魅力を引き出されています。

8. WALK ON BY
作詞・作曲:ハル・デヴィッド/バート・バカラック
新録音で、クールで哀愁漂う雰囲気が感じられます。

9. HELPLESS
作詞・作曲:ニール・ヤング
深い感情を持つこの曲は、聴く者の心に強く響くものがあります。

10. PILGRIMS PROGRESS
作詞・作曲:マシュー・フィッシャー/キース・リード
THE BEATNIKSの曲をカバーし、高橋自身のスタイルで彩られています。

11. I'LL BE HOME
作詞・作曲:ランディ・ニューマン
原曲の優しさと懐かしさを高橋流に演出した一曲です。

このアルバムは、ファンにとっては特別な一枚であり、多様な音楽の魅力が存分に詰め込まれています。高橋幸宏の真摯な音楽へのアプローチと、各楽曲の個性が相まって、リスナーに深い感動を与えます。

もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。