Crescent (GACKTのアルバム)

アルバム『Crescent』の詳細

Gacktの4作目となるフルアルバム『Crescent』は、2003年12月3日にリリースされました。この作品は、前作『MOON』から引き続く「MOON Project」の一環として、ファンからの期待に応える形で制作されました。アルバムには、13thシングル「君が追いかけた夢」と16thシングル「Last Song」を含む6曲を収録しており、それぞれのシングルに伴うカップリング曲も含まれています。ただし、15thシングル「Lu:na/OASIS|Lu:na_OASIS」は収録されていない点が特徴的です。

この『Crescent』は、17thシングル「12月のLove song / 十二月的情歌」と同時にリリースされ、多くの楽曲は2005年に行われたアルバムツアー『Gackt Live Tour 2005 DIABOLOS 〜哀婉の詩〜』で初めてパフォーマンスされました。このツアーは、アルバムからの楽曲がファンに届けられる重要な機会となりました。

収録楽曲

1. Dybbuk (3:28)
- 作詞: Gackt.C / 作曲: Gackt.C
この曲はアウトロが次の曲に繋がる構成になっており、後に25thシングル「Love Letter」としてリミックスバージョンもリリースされています。また、他のコンピレーションアルバムにも収録されました。

2. mind forest (4:24)
- 作詞: Gackt.C / 作曲: Gackt.C
タイトーのゲーム「武刃街」のCMソングとして知られており、後にベストアルバムでアコースティックバージョンも収録されました。テレビ番組での初パフォーマンスは、特別ライブの際に行われ、他の楽曲とメドレーの形式で演奏されました。

3. 月の詩 (4:22)
- 作詞: Gackt.C / 作曲: Gackt.C
14thシングルの表題曲としての位置づけです。

4. 君が待っているから (4:16)
- 作詞: Gackt.C / 作曲: Gackt.C
アルバムツアーの際には、発売前にも演奏されていた曲です。後に専用のサウンドトラックにも収録されました。

5. Solitary (3:21)
- 作詞: Gackt.C / 作曲: Gackt.C
16thシングルのカップリング曲です。

6. 星の砂 (4:22)
- 作詞: Gackt.C / 作曲: Gackt.C
14thシングルのカップリングです。

7. Lust for blood (5:11)
- 作詞: Gackt.C / 作曲: Gackt.C
アルバム内でも印象的な一曲です。

8. white eyes (3:45)
- 作詞: Gackt.C / 作曲: Gackt.C
収録されています。

9. 君が追いかけた夢 (4:21)
- 作詞: Gackt.C / 作曲: Gackt.C
シングルの表題曲として、アルバム内で最も古い楽曲です。

10. Last Song (5:18)
- 作詞: Gackt.C / 作曲: Gackt.C
16thシングルの表題曲です。

11. Birdcage (5:16)
- 作詞: Gackt.C / 作曲: Gackt.C
13thシングルのカップリング曲です。

12. オレンジの太陽 (9:10)
- 作詞: Gackt.C & HYDE / 作曲: Gackt.C & HYDE
映画『MOON CHILD』に関連する楽曲で、「MOON Project」の音楽的世界観の締めくくりを飾ります。アルバム内で最も長い楽曲となっています。

参加ミュージシャン

アルバムにはGacktの音楽的家族ともいえるミュージシャンが参加しており、特別なコラボレーションやパフォーマンスも見どころです。特に、HYDEのゲストヴォイスや、ベース陣の永井敏己と寺沢功一、ヴァイオリンの弦一徹、チェロの堀沢真己らが参加し、豊かな音楽的表現を実現しました。さらに、キーボードの塚本周成がアレンジを手掛けており、本アルバムを通じて聴き手に感動を与える作品に仕上がっています。

『Crescent』は、Gacktの音楽キャリアの中で重要な位置を占める作品であり、聴く者に深い印象を与えるアルバムとなっています。

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