Dステ
Dステ（ディーステ）について
Dステは、ワタナベエンターテインメントに所属する男性若手俳優集団D-BOYSとD2によって演じられる演劇ユニット公演です。ワタナベエンターテインメントの社長である渡辺ミキが、上演作品に関する総合プロデュースを行っています。
2007年に結成されたD-BOYSは、その設立から3年目にあたる年に、「D-BOYS STAGE Vol.1」として、オリジナル作品『完売御礼』を上演しました。初演の際、この作品のチケットは瞬く間に完売し、15分足らずで全てが売り切れたという記録を持ちます。この成功を機に、D-BOYSの活動の中心として毎年公演が行われており、多くのファンを魅了し続けています。
Dステには、D-BOYSを卒業したメンバーが出演することがしばしばあり、またD2への加入前のメンバーもアンサンブルとして参加することがあります。2012年4月に上演された10作目『淋しいマグネット』を機に、正式名称が「D-BOYS STAGE」から「Dステ」に変更され、以降はこの名称で親しまれています。
2012年からは、過去に上演された舞台作品の映像を観賞し、さらにD-BOYS・D2のメンバーによるトークを楽しむことができるイベント「DステFES」が開催されています。これはファンにとって非常に人気のあるイベントとなっています。
上演作品について
Dステで上演された作品は多岐にわたります。各作品の出演者の背後にある「★」は、その役者が主演または主演に相当する重要な配役であることを示しています。たとえば、初回公演『完売御礼』の出演者には、遠藤雄弥、加治将樹、熊井幸平などが名を連ねており、演劇・脚本や演出においても非常に多才なスタッフが組まれています。
以下に、代表的なDステの上演作品をいくつかご紹介します。
D-BOYS STAGE Vol.1 「完売御礼」
D-BOYS STAGE Vol.2 「ラストゲーム」
これ以降も、Dステは独自のスタイルでシェイクスピアの作品をオールメールで上演したり、韓国発のミュージカル作品を日本で初めて上演したりと、多様な試みを行っています。特に「チョンガンネ 〜おいしい人生お届けします〜」のようなミュージカルや、シェイクスピアの「十二夜」のような古典的な作品への取り組みが注目されています。
Dステは、これまでに21作品を上演しており、各作品がどれも個性的で力強い表現がなされているのが特徴です。これからも新たな演劇の舞台を通じて、俳優たちの生き生きとした演技とともに、観客に感動を与えていくことでしょう。
もう一度検索
【記事の利用について】
タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。
【リンクついて】
リンクフリーです。