D&M (スポーツ用品メーカー)

会社概要

株式会社D&M（ディーアンドエム）は、日本を拠点とするスポーツ用品メーカーであり、東京都新宿区西新宿に本社を構えています。旧社名は株式会社デイエム商会で、スポーツ用サポーターをはじめとする多様な商品を提供しています。特にサポーター事業においては、日本国内で初めて着手したと言われており、革新的な商品展開を行っています。最近では、フィットネスやスポーツインナーに関する事業にも力を入れています。

歴史

株式会社D&Mの起源は1902年に遡ります。創業者である鈴木宇兵衛がアメリカへの渡航中に、ニューハンプシャー州のプレモスにてD&Mカンパニーと契約を結びました。この契約により、日本における総代理店としての地位を確立しました。これを契機に、東京・三田にデイエム商会を設立し、スポーツ用品や婦人服飾用品の販売を開始しました。

その後、D&Mはさまざまな進展を遂げていきます。2014年には、スポルディング・ジャパンとライセンス契約を締結し、同社のスポーツインナー及びフィットネス用品の展開を行いました。この契約は3年間にわたり、D&Mがより広範な商品のラインアップを実現する助けとなりました。

さらに、2017年12月28日にはライザップの100%子会社となり、企業としての新たなステージに突入しました。このように、D&Mは長い歴史の中でさまざまな企業との提携を重ね、成長を続けています。

D&Mカンパニーとの関係

D&Mカンパニーは、前述のアメリカの企業であり、野球用品の開発において高い評価を得ています。この会社が開発した新しいタイプの野球グローブは、大きな反響を呼び、メジャーリーグとも関わりを持つに至ります。さらに、伝説的な野球選手ベーブ・ルースとの契約により、D&Mはその名を広めました。ルースはD&Mに「いい（運）つきをくれる品」という標語を授けており、このフレーズはD&Mのマスコットキャラクターである鳥猟犬ニックのイラストとともに登録商標となっています。

このように、D&MとD&Mカンパニーの関係は、単なるライセンス契約を超えて、企業文化や商品展開にも影響を与えています。

まとめ

株式会社D&Mは、長い歴史に裏付けられた信頼性と革新性を誇る企業です。スポーツ用サポーターを中心に様々な商品を展開しており、これからも多くの人々の健康やパフォーマンス向上に貢献することが期待されます。

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