DEEP SKY

アルバム『DEEP SKY』の概要

1995年10月25日にリリースされた松井常松の5枚目のアルバム、『DEEP SKY』は、東芝EMI/EASTWORLDから発表されました。この作品は、松井常松の独自の音楽スタイルと、多彩なアーティストとのコラボレーションが融合した魅力的なアルバムです。特に、全曲の編曲と共同プロデュースを担当したベーシストの小原礼の存在が光ります。

アルバムの制作背景

『DEEP SKY』は、松井常松自身の作曲による楽曲で構成されており、作詞は森雪之丞との共同によって行われました。ただ一曲、表題曲「DEEP SKY」のみが松井常松ソロによる作詞です。アルバムには、BOØWY以来のプログラマーである松武秀樹をはじめ、布袋寅泰、高橋幸宏、山本恭司といった多彩なゲストミュージシャンが参加しており、そのバリエーション豊かなサウンドが特徴的です。また、特に「Divinations」では、長野智子と神谷明がナレーションで参加している点が注目されます。

収録曲一覧

1. Party, Dandy, Candy (3:19)
2. Picaresque (3:55)
3. SCIENCE (3:35)
4. DEEP SKY (4:49)
5. LAST ANGEL (4:24)
6. Divinations (4:36)
7. 青空が眩しくて僕は立ち眩む (5:26)
8. Cold Rain (5:55)（ストリングスアレンジ：サイモン・ヘイル）

すべての楽曲で作詞を担当しているのは森雪之丞と松井常松です。松井常松は4曲で自身の作詞も手掛けています。楽曲は、リズミカルでキャッチーなものから、感情の深みを感じさせるバラードまで、様々なスタイルが織り交ぜられています。

参加ミュージシャン

このアルバムには、多くの実力派ミュージシャンが参加しています。具体的には次のようなメンバーが名を連ねています:

• - 松井常松 - ボーカル、ベース
• - 小原礼 - キーボード、ベース、パーカッション
• - 佐橋佳幸 - ギター
• - 布袋寅泰 - ギター
• - 高橋幸宏 - ドラム
• - 山木秀夫 - ドラム
• - 山本拓夫 - サックス
• - スティーヴ エトウ - パーカッション
• - 神谷明 - ナレーション
• - 長野智子 - ナレーション

ツアーとプロモーション

アルバムリリース後の11月からは、「BLACK AND WHITE」と題した全国ツアーが展開され、ファンとの交流の場としても大きな意味を持ちました。このツアーは、アルバムの魅力を広め、新たなファンを獲得する機会となりました。

まとめ

『DEEP SKY』は単なる音楽アルバムではなく、多くのクリエイターとのコラボレーションを通じて、松井常松の音楽的視野の広さを感じさせる作品です。バラエティに富んだ楽曲と、知名度の高いアーティストとの共演は、聴く人に新たな音楽の体験を提供してくれることでしょう。

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