DJ DRAGON

DJ DRAGON（ディージェイ ドラゴン）

DJ DRAGONは、日本の音楽シーンで重要な役割を果たしているクラブDJおよびラジオDJであり、音楽プロデューサー、クリエイティブ・ディレクターとしても知られています。茨城県出身で、株式会社神南に所属し、一般社団法人日本DJ協会の代表理事を務めています。また、LuckyFesの企画統括や、EVEREST JAPANの代表、株式会社BARKSの代表取締役社長など、多彩な活動を展開しています。

音楽キャリア

DJとしてのキャリアは1980年代後半に始まり、最初はレゲエMCとして活動していました。その後、TOKYO No.1 SOUL SETの初代メンバーやTHE BIG BAND!!のボーカルとしても知られています。DJ歴は30年以上と非常に豊富で、MCとしても実績を持ち、1990年には伝説のアクト、Boogie Down Productionsの来日公演のフロントアクトとしても活躍しました。様々なイベントやバトルにも参加し、有名アーティストとの共演も数多く行っています。

例えば、2002 FIFAワールドカップの公衆イベントでTHE BOOMの「島唄」をREMIXし、知名度をさらに高めました。さらに、複数のクラブのプロデュースや、国内外のアーティストのライブにサポートDJとして出演していることでも知られています。

マルチタレントとしての活動

音楽活動に加え、DJ DRAGONはデザイナーとしても多くの作品に関与しています。自身が立ち上げたファッションブランドHARD BIRDをはじめ、90年代のアパレルでは特にSUPER LOVERSのデザイナーとして若者文化に貢献しました。彼のデザインはCDジャケットからアーティストのツアーアイテムまで多岐にわたります。

DJ DRAGONは、地域社会への貢献にも力を入れています。2015年には一般社団法人日本DJ協会を設立し、DJカルチャーの健全な発展や若い世代への継承を目指しています。また、NPO法人『街角に音楽を』を立ち上げ、若手アーティストの支援活動を行っています。

最新の取り組み

近年では、アニメやゲームとのコラボレーションなど新たな音楽プロジェクトも手掛けています。2020年にはアニメ『LION LIFE／ライオンライフ』の音楽制作を担当し、音楽制作の幅を広げています。すでに多くの成功を収めている彼は、音楽文化の発展に寄与するための新たな挑戦を続けています。

趣味や遊び

DJ DRAGONは趣味を通じて多様な個性を表現することでも知られています。ヴィンテージ古着のコレクターや、自作のカスタムバイクでも有名であり、コレクションは多岐にわたります。さらには観葉植物やアンティーク食器なども手に入れ、自らのライフスタイルを豊かにしています。

多才な才能を持つディージェイとして、DJ DRAGONは今後も音楽の枠を超えた活動を展開し続けることでしょう。

もう一度検索