BARKS

BARKS（バークス）について

BARKS（バークス）は、ジャパンミュージックネットワーク株式会社が運営する音楽情報サイトであり、日本国内で発表された音楽作品を幅広く紹介しています。邦楽や洋楽を問わず、さまざまなジャンルの楽曲に関する情報を提供している一方、楽曲のダウンロードサービスは行っていません。

歴史の概要

BARKSの起源は、2000年4月1日に設立されたロンチ・ジャパン株式会社にあります。当初は、音楽配信業に特化した会社であり、同社が立ち上げた前身サイト『ロンチ・ジャパン』がBARKSの出発点でした。初代編集長にはロックバンド『T.V.』のギタリストであり、音楽雑誌『YOUNG GUITAR』の編集長でもあった烏丸哲也が就任しました。

2001年5月14日、サイトは改修され、『BARKS』という名称に変更されました。同時に株式会社ロンチ・ジャパンも株式会社バークスに改称され、ソフトバンク・メディア・アンド・マーケティングの完全子会社となりました。その後の2004年3月1日には、株式会社バークスがソフトバンク・メディア・アンド・マーケティングに吸収合併されました。

合併後、サイトのドメイン名は「www.barks.co.jp」から「www.barks.jp」に変更され、更なるサービスの向上を目指しました。2005年8月には、ソフトバンク・メディア・アンド・マーケティングが子会社との合併を経て社名を変更し、ソフトバンク クリエイティブ株式会社となりました。

その後、2008年4月1日にはITmedia株式会社がBARKSの運営を引き継ぎ、さらに2012年にはグローバル・プラス株式会社へサイト運営が移管され、11月には新たに株式会社BARKSが設立されました。2016年6月には、グローバル・プラス株式会社とジャパンミュージックネットワーク株式会社の合併が実施され、ジャパンミュージックネットワーク株式会社が存続会社となりました。

今後の展望

2024年5月1日には、株式会社MODEA ARTSがジャパンミュージックネットワーク株式会社から『BARKS』を譲り受ける予定です。この変革により、BARKSはLuckyFMグループに加わり、新たに烏丸哲也が会長、DJ DRAGONが社長に就任することが決定しています。また、バックアップにはLuckyFM茨城放送のオーナー、堀義人が関与することが期待されています。これによって、BARKSは新たな展開を迎え、音楽情報サイトとしての地位を一層強化することが見込まれます。

関連サイトの動向

BARKS以外にも、特定のジャンルに焦点を当てた関連サイトが存在しました。例えば、演歌や歌謡曲に特化した『全日本歌謡情報センター』が2024年5月31日に運営を終了予定であり、アイドルや声優などに特化した『Pop'n'Roll（ポップンロール）』も2024年6月30日までに運営を終了する計画が進行中です。これにより、BARKSは今後、より一層その音楽情報の提供に力を入れ、他のジャンルに特化した情報サイトを持たない形となるでしょう。

BARKSは、音楽愛好者にとって欠かせない情報源であり、その歴史や今後の展開に目が離せません。

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