DJ・ルメイユ

デビッド・ジョン・ルメイユのプロフィール

デビッド・ジョン・ルメイユ（David John LeMahieu）は、1988年7月13日生まれのアメリカのプロ野球選手で、内野手として活動しています。カリフォルニア州トゥーレアリ郡バイセイリアで生まれ、現在はメジャーリーグベースボール（MLB）のニューヨーク・ヤンキースに所属しています。右投げ右打ちのスタイルで知られる彼は、長いキャリアの中で多くの成果をあげてきました。

経歴

プロ入り前

ルメイユは2007年のMLBドラフトで全体1241位でデトロイト・タイガースから指名されましたが、その時は契約には至りませんでした。その後、ルイジアナ州立大学で2年間大学野球をプレーし、アメリカ代表チームにも選ばれるなど、実力を示しました。

プロ入りとカブス時代

2009年のMLBドラフトでシカゴ・カブスに2巡目で指名され、7月にプロ契約を締結しました。ルーキー級リーグからキャリアをスタートし、A級ピオリア・チーフスで打率.316を記録。その後、AA級やAAA級を経て、2011年のメジャーデビューを果たします。この年は37試合に出場し、打率.250を記録しました。

ロッキーズ時代

2011年末、コロラド・ロッキーズにトレードされ、以降のキャリアで目覚ましい成績を残していきます。2014年には初めてのゴールドグラブ賞を受賞。さらに、2015年にはオールスターにも選出されています。2016年は自身初の首位打者に輝き、打率.348と高い数字を記録しました。守備の面でも優れた成績を残し、ゴールドグラブを獲得。

ヤンキース時代

2019年にニューヨーク・ヤンキースと契約。シーズンを通じてメジャーリーグでプレーし、2020年には打率.364で再び首位打者を獲得します。この年の成功は、両リーグでの首位打者獲得という快挙でした。2021年には再契約を果たし、6年9300万ドルでチームに留まりました。

選手としての特徴

守備

ルメイユは特に守備に定評があります。2018年には守備率.993という素晴らしい数字を記録し、DRS+18、UZR+11でリーグの最優秀選手となりました。これまで3度のゴールドグラブ賞を受賞し、守備の専門家からも高く評価されています。

打撃

打撃においても、正確なスイングを持ち味としています。左投手に対して強いことが特徴で、2020年までの成績では対右投手に打率.298、対左投手に打率.325を記録しています。特に2019年と2020年には打撃の面でも顕著な成績を残しました。

主なタイトルと受賞歴

• - 首位打者: 2016年、2020年の2回
• - シルバースラッガー賞: 2019年、2020年の2回
• - ゴールドグラブ賞: 二塁手部門で3回、ユーティリティー部門で1回
• - MLBオールスターゲーム選出: 3回

総括

デビッド・ジョン・ルメイユはプロとしてのキャリアを通じ、多くの成績を残してきました。内野手としての卓越した技術と適応力を持つ選手であり、彼の存在はチームにとって欠かせないものとなっています。今後の彼の活躍にも引き続き注目が集まるでしょう。

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