DREAM JAPAN GP FINAL

FIGHT FOR JAPAN DREAM JAPAN GP FINAL -2011バンタム級日本トーナメント決勝戦- 大会レポート

2011年7月16日、東京都江東区有明コロシアムにて、総合格闘技イベント『FIGHT FOR JAPAN DREAM JAPAN GP FINAL -2011バンタム級日本トーナメント決勝戦-』が開催されました。当初は『DREAM.17』として発表されていましたが、後に現在の名称に変更されています。

この大会のメインイベントは、DREAMバンタム級日本トーナメント決勝戦でした。所英男選手と今成正和選手による激戦の末、所選手が3-0の判定勝ちで優勝を飾りました。

さらに、ライトヘビー級タイトルマッチでは王者ゲガール・ムサシ選手が、フェザー級タイトルマッチでは王者高谷裕之選手がそれぞれ初防衛に成功。両王者とも、その実力を改めて見せつける試合内容となりました。

注目すべきは、3位決定戦への出場が予定されていた山本篤選手が網膜剥離の疑いにより欠場したことです。急遽、藤原敬典選手が代役として出場し、試合を盛り上げました。

そして、この大会ではアテネオリンピック柔道銀メダリストの泉浩選手がDREAMに初参戦。ライトヘビー級タイトルマッチで王者ムサシ選手に挑戦しましたが、惜しくも1R TKOで敗れました。

その他の試合では、光岡映二選手、マリウス・ザロムスキー選手、水野竜也選手、大沢ケンジ選手、川尻達也選手がそれぞれ勝利を収めました。特に水野選手のKO勝利は観客を沸かせました。

各試合の結果は以下の通りです。

第1試合：ライト級ワンマッチ
○ 光岡映二 vs. × ブルーノ・カルバーリョ (判定3-0)

第2試合：ウェルター級ワンマッチ
○ マリウス・ザロムスキー vs. × 石川英司 (判定3-0)

第3試合：ライトヘビー級ワンマッチ
○ 水野竜也 vs. × トレヴァー・プラングリー (1R 4:41 KO)

第4試合：バンタム級日本トーナメント 3位決定戦
○ 大沢ケンジ vs. × 藤原敬典 (判定3-0)

第5試合：ライト級ワンマッチ
○ 川尻達也 vs. × ドリュー・フィケット (1R 4:41 TKO)

第6試合：DREAMライトヘビー級タイトルマッチ
○ ゲガール・ムサシ vs. × 泉浩 (1R 3:29 TKO)

第7試合：バンタム級日本トーナメント 決勝戦
○ 所英男 vs. × 今成正和 (判定3-0)

第8試合：DREAMフェザー級タイトルマッチ
○ 高谷裕之 vs. × 宮田和幸 (判定2-1)

この大会は、日本格闘技界を代表する選手たちの熱い戦いと、新たなスターの誕生、そしてオリンピックメダリストの参戦など、様々な要素が詰まった、記憶に残るイベントとなりました。今後のDREAMの動向にも注目が集まります。

関連情報
DREAM王者一覧
DREAM公式サイトによる試合結果
GBRによる試合結果
バウトレビューによる試合結果
* SHERDOGによる試合結果

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