DRIV3R

DRIV3R（Driver3）について

DRIV3Rは、アタリが開発したカーアクションゲームで、シリーズの第3作目となります。このゲームは「Driver 潜入!カーチェイス大作戦」および「Driver 2」に続く作品で、日本ではPlayStation 2用ソフトとして2004年10月28日に、PC版は2005年9月2日に発売されました。当初、コンピュータエンターテインメントレーティング機構によって「18歳以上対象」とされていましたが、2006年5月31日より「18歳以上のみ対象」という規定に変更されています。

ゲームの概要

本作の主人公はFBIの特別捜査官ターナーで、彼は高級車の窃盗団を調査するために潜入捜査を行います。ターナーのタスクは、彼のドライビング・テクニックを駆使して、主人公がさまざまな都市で「仕事」を遂行するというものです。ゲーム内には「アンダーカバー（ミッション）」、「フリーライド」、「ドライビングゲーム」の3つのモードが存在し、自由な行動が可能です。街中を走り回ったり、車を盗んだり、通行人と衝突したりすることもできます。

ゲームプレイはGrand Theft Auto（GTA）シリーズに似ていて、犯罪者の世界を描いています。しかし、GTAが主に自動車の窃盗をテーマにしているのに対して、DRIV3Rは運び屋としてのドライビングと逃走を中心にストーリーが展開されます。

舞台とキャラクター

ゲームの舞台はマイアミ、ニース、イスタンブールの3つの都市で、実際の街並みが精巧に再現されています。登場人物には、ターナーの相棒である刑事巡査トビアス・ジョーンズや、自動車窃盗団「サウスビーチ」のリーダー、カリタなどがいます。ターナーはストーリーの最後にヒットマンのジェリコに命を狙われ、意識不明となるものの、復職を果たし続編でも主役を務めます。

ゲームプレイの要素

プレイヤーは70種類以上の乗り物を操作でき、中にはモーターボートも含まれています。登場する車両には、フォード・マスタングやランボルギーニ・カウンタックなどがありますが、運転中は武器を使用できません。ただし、特定のミッションでは助手席の人物が武器を持ち、運転しながら発砲する場面もあります。

警察は存在し、違法行為を行うと追跡されるため、カーチェイスが展開されます。また、障害物に衝突すると車両が破損する要素もあり、リアルな運転体験が楽しめます。

リプレイ機能

DRIV3Rは、過去3分間のプレイを記録し、リプレイ動画を編集する機能を持っています。カメラアングルの変更や特殊効果を加えることができ、自分だけの映像を制作することができるのが特徴です。過去には自作リプレイを募集し、公式コンテストが開催されたこともあります。

武器の種類

ゲームには様々な武器が登場し、H&K USPやベレッタM92などが使用可能です。また、減音器付きの武器や、さまざまな銃がプレイヤーの手に渡ります。

関連作品

このゲームは、他に「Driver 潜入!カーチェイス大作戦」や「Driver 2」、そして続編のタイトルなどとも関連しており、シリーズ全体の中でも特に評価の高い作品となっています。

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