E07K

E07K（いー ぜろななケー）は、京セラが日本国内向けに開発し、KDDIおよび沖縄セルラー電話がauブランドで展開したCDMA 1X WIN対応の携帯電話です。この機種は、既存モデルであるB01Kの実質的な後継機として位置づけられています。

概要

E07Kは、ビジネス利用に特化した設計が特徴です。情報漏洩のリスクを考慮し、microSDカードなどの外部メモリの使用をなくしました。また、ワンセグによるテレビ受信機能、着うた・着うたフル・ビデオクリップなどのマルチメディア再生機能も搭載されていません。代わりに、ビジネスシーンで求められる機能に重点を置いています。これにより、セキュリティを重視する企業ユーザーにとって、より信頼性の高い端末となっています。

沿革

2009年10月13日：KDDIより公式発表が行われました。
2009年10月29日：全国で一斉に発売が開始されました。
2011年10月：販売が終了しました。

対応サービス

E07Kは、以下のビジネス向けサービスに対応しています。

KDDI Business Outlook：ビジネスメールやスケジュール管理を支援します。
ビジネス便利パック：ビジネスに必要な各種ツールやアプリケーションを提供します。
GPS MAP：位置情報を活用したサービスを提供します。
ケータイオフィス：外出先から社内システムへアクセスできます。
scanRSM：ドキュメントスキャンをサポートします。
Business EZ：ビジネスに役立つ情報やコンテンツを提供します。
KDDI ビジネスコールダイレクト：効率的な通話管理を実現します。

注

E07Kは、ビジネスユーザーのニーズに応えるため、セキュリティと機能性を重視して開発されました。個人利用向けのエンターテイメント機能は省略されています。

関連項目

B01K：E07Kの前身モデル。
W62K：京セラが開発した別の携帯電話モデル。
K006：京セラが開発した別の携帯電話モデル。

外部リンク

KDDI・Business au!「E07K」



E07Kは、ビジネスシーンでの利便性とセキュリティを追求した携帯電話であり、その設計思想が現代のビジネス環境においても一定の価値を持つと考えられます。

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