ETERNITY (斉藤由貴のアルバム)

アルバム『ETERNITY』のご紹介



斉藤由貴の通算13枚目のスタジオ・アルバム『ETERNITY』は、2015年3月11日にリリースされました。このアルバムは、彼女の歌手デビュー30周年を祝う特別なプロジェクトの一環として作られました。リリース元はヤマハミュージックコミュニケーションズで、規格品番はYCCW-10258です。

アルバムの背景と制作



『ETERNITY』は、斉藤由貴の音楽キャリアにおいて重要なマイルストーンとなります。1985年の「卒業」で初めてシングルをリリースして以来、彼女は多くのファンに支えられ、洗練された音楽性を築いてきました。このアルバムは、彼女の音楽の集大成とも言える内容となっており、特に歌手キャリアの節目にふさわしい作品です。

本作には、8曲の外国の名曲がカバーされており、さらに2曲の新作が収められています。この時期に、斉藤さんはヤマハミュージックコミュニケーションズに移籍し、新たなスタートを切りました。プロジェクトの発起人になったのは、彼女のデビュー当時からのマネージャー、市村朝一さんです。また、制作には彼女のデビュー時からの関係者として知られる長岡和弘がディレクターとして関与しました。

アルバムの作詞・作曲には、著名な楽曲作家である谷山浩子武部聡志が参加しており、長年にわたり斉藤氏と共に音楽制作を行ってきた顔ぶれが名を連ねています。特にカバー曲の選曲には深い理由があり、これについてはアルバムに付属するブックレットやコンサートでのMC・インタビューの中で本人が語っています。

発売と記念コンサート



『ETERNITY』のリリースを記念して、東京日比谷にあるシアタークリエで「斉藤由貴30TH ANNIVERSARY CONCERT」が開催されました。2015年3月13日から3月15日までの3日間にわたって行われた公演では、彼女の音楽の軌跡を振り返りながら、多くの新旧ファンとともに彼女の30年の歴史を祝しました。

アルバムには、初回生産限定のBOX『ETERNITY Limited Edition』も同時にリリースされ、ファンにとって特別な意味を持つアイテムとなりました。

収録曲について



カバー


1. Top Of The World - 作詞・作曲: Richard Carpenter, John Bettis, 編曲: 立川智也
2. Tea For Two - 作詞: Irving Caesar, 作曲: Vincent Youmans, 編曲: 立川智也
3. Cheek To Cheek - 作詞・作曲: Irving Berlin、編曲: 大山泰輝
4. Lovin' You - 作詞・作曲: Minnie Riperton, Richard J Rudolph, 編曲: 立川智也
5. Blue Moon - 作詞: Lorenz Hart, 作曲: Richard Rodgers, 編曲: 立川智也
6. Stardust - 作詞: Mitchell Parish, 作曲: Hoagy Carmichael, 編曲: 竹中俊二
7. When I Fall In Love - 作詞: Edward Heyman, 作曲: Victor Young, 編曲: 立川智也
8. Across The Universe - 作詞・作曲: John Lennon / Paul McCartney, 編曲: 立川智也

新曲



『ETERNITY』は、斉藤由貴がこれまでの音楽人生を凝縮した多彩な作品であり、ファンにとっても大変リッチな体験を提供するアルバムとなっています。

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