Easy Listening (樋口了一のアルバム)

樋口了一の2ndオリジナルアルバム『Easy Listening』は、1994年8月24日に東芝EMIからリリースされました。

概要

東芝EMI在籍時のアルバムの中で、ジャケットに樋口自身が写っていない唯一の作品です。現在、残念ながら廃盤となっており、入手は非常に難しくなっています。都会的なサウンドと、親しみやすいメロディーが特徴的な作品で、樋口了一の音楽性の幅広さを感じることができます。

収録曲について

アルバムには、多彩な楽曲が収録されています。特筆すべきは、以下の楽曲群です。

1. Easy Listening
編曲：鳥山雄司
アルバムのタイトル曲であり、ベストアルバムにも収録されている代表曲の一つです。洗練されたアレンジが光ります。

2. Sugar Kiss 〜21世紀の恋をしよう〜
編曲：Rob Mounsey
3枚目のシングルとしてリリースされました。テレビ東京『銀BURA天国』のエンディングテーマとしても使用され、軽快なポップサウンドが印象的です。

3. 君が結婚するなんて思わなかった
編曲：鳥山雄司
同じく3枚目のシングルで、テレビ東京『売れ線倶楽部』のエンディングテーマでした。切ない歌詞とメロディーが心に響きます。

4. Sunshine Smile
編曲：鳥山雄司
爽やかな印象の楽曲で、聴いていると自然と笑顔がこぼれます。

5. 流れ星とBirthday
編曲：Rob Mounsey
ロマンチックな雰囲気を持つ楽曲で、夜空を見上げながら聴きたくなります。

6. COMPLEX GIRL
編曲：鳥山雄司
都会的なサウンドが際立つ楽曲です。

7. Sena ―僕がカメラマンになった理由―
編曲：Rob Mounsey

8. 明日へのレイルロード
編曲：樋口了一

9. Moonlight Fish
作詞：松井五郎 / 編曲：樋口了一
松井五郎が作詞を手掛けた楽曲で、独特の世界観が魅力です。

10. TAKE A CHANCE ALBUM VERSION
編曲：樋口了一
2枚目のシングル。シングルバージョンよりもアウトロが長くなっているのが特徴です。バンダイビジュアルオリジナルドラマ『プロミスリング 〜鹿島アントラーズ物語〜』の主題歌としても使用されました。


『Easy Listening』は、樋口了一の音楽的な才能が凝縮された一枚と言えるでしょう。入手困難な状況が続いていますが、機会があればぜひ聴いていただきたい作品です。

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