『eeney meeney barbee moe』(イーニー・ミーニー・バービー・モー)は、
1990年4月13日に
BARBEE BOYS|BARBEE_BOYSが発表した6枚目のオリジナル
アルバムです。EPIC/SONY RECORDSからリリースされました。
アルバムタイトルは、英語の数え歌「Eeny, meeny, miny, moe」を基にしており、日本語の「
どちらにしようかな 天の神様の言うとおり」に相当するフレーズを、バンド名にちなんで「miny」の部分を「barbee」に変更したユーモア溢れるネーミングとなっています。
背景
前作『√5』から1年2ヶ月ぶりとなるこの
アルバムは、
BARBEE BOYS|BARBEE_BOYSが解散する前にリリースした最後のオリジナル
アルバムとなりました。
シングルカットされた楽曲が4曲と、これまでに発表されたオリジナル
アルバムの中で最多の
シングル数を誇ります。この作品は、バンドの集大成とも言える内容で、ファンにとっては特別な一枚となっています。
リリース
1990年4月13日に、CDとカセットテープの2形態でリリースされました。その後、
1995年7月21日にはCDのみで再リリース。
2007年4月25日には、Sony Music DirectのGT musicレーベルから、リマスターを施したCDに
DVDを同梱した形でリリースされ、より高音質で、映像も楽しめるようになりました。
チャート成績
オリコンチャートでは、前作『√5』に続き、2作連続で1位を獲得しました。この
アルバムは、当時の音楽シーンにおいても非常に高い評価を受け、
BARBEE BOYS|BARBEE_BOYSの人気を不動のものとしました。
収録曲
CD(1990年盤, 1995年盤)
1. わがまま Eros
2. チャンス到来
3. 女ぎつね on the Run
4. 使い放題 tendency
5. midnight peeper
6. 翔んでみせろ
7. でも!?しょうがない
8. C'm'on Let's go!
9. Dear わがままエイリアン
10. 打ち上げ花火
11. 泣いたままで listen to me
CT(1990年盤)
CDと同様の収録曲
2007年盤
CDと同様の収録曲
参加ミュージシャン
BARBEE BOYS|BARBEE_BOYS
ATSUSHI“KONTA”KONDOH:ボーカル、サックス
KYOKO:ボーカル
TOMOTAKA“Imasa”IMAMICHI:ギター、シンセ、タンバリン、ニー・クラップ、ボーカル
ENRIQUE:ベース
TOSHIAKI“Darling Koiso”KONUMA:ドラムス
Additional Musicians
sound efx by MASAYA MATSUURA from
[PSY・S]
fret-less bass solo by SHUICHI“一秀”SHIBASAKI(on 10)
marching snare by YUKIHIKO“Osugi”SUGIMOTO(on 10)
この
アルバムは、
BARBEE BOYS|BARBEE_BOYSの音楽性を余すところなく詰め込んだ作品として、現在でも多くのファンに愛されています。バラエティ豊かな楽曲群と、メンバーの卓越した演奏技術が融合した、聴きごたえのある一枚です。解散前の最後のオリジナル
アルバムということもあり、バンドの歴史を語る上で欠かせない作品と言えるでしょう。