F-02H

arrows NX F-02Hは、富士通によって開発されたNTTドコモのスマートフォンです。この端末は、ドコモの第4世代移動通信システム（PREMIUM 4G）、第3.9世代移動通信システム（Xi）、および第3世代移動通信システム（FOMA）に対応しています。

概要

F-04Gの後継機種として登場したF-02Hは、arrows Fit F-01Hと共に、arrowsシリーズで初めて耐衝撃性能を備えたモデルです。また、本機種からarrowsシリーズのロゴが「ARROWS」から「arrows」へと変更されました。

ディスプレイは、先代の5.2インチから5.4インチへとサイズアップし、コントラスト比が1.5倍のNEO-IPS液晶を採用しています。これにより、黒が強調された鮮やかな発色を実現しています。背面にはグラスファイバーが埋め込まれ、ギザギザ模様のテクスチャが施されています。さらに、本体上部にはハードアルマイト加工が施され、耐久性が向上しています。

プロセッサは、先代機種ではオクタコアを採用していましたが、本機種ではヘキサコアを採用しており、若干スペックダウンしています。しかし、日常使用においては十分な性能を発揮します。

キャッチコピーは「永く、続く美しさと、“一瞬”でできる感動をあなたに。」です。

主な機能

PREMIUM 4G、Xi、FOMA対応
耐衝撃性能
5.4インチNEO-IPS液晶ディスプレイ
グラスファイバー背面、ハードアルマイト加工

歴史

2015年9月30日: NTTドコモより公式発表。
2015年12月4日: 発売開始。
2016年12月9日: Android 7.0へのバージョンアップ予定が発表。
2017年8月21日: Android 7.0からAndroid 7.1.1へのバージョンアップ提供が開始。
2017年8月22日: 温度検知機能の不具合により、バージョンアップが一時中断。
2017年9月26日: バージョンアップ提供が再開。

アップデート・不具合など

2016年2月8日のアップデート

電源がOFFの状態で電源ボタンを長押ししても電源が入らない場合がある不具合を修正。
ビルド番号がV15R087EからV16R094Bに変更。

2016年6月20日のアップデート（OSバージョンアップ）

Android 6.0へのバージョンアップが配信。
動画撮影時に雑音が混入する場合がある不具合を修正。
ビルド番号がV15R087E、V16R094BからV15R049Aに変更。

2017年8月21日のアップデート（OSバージョンアップ）

Android 7.1.1へのバージョンアップが配信。
ビデオコール時、「自画像を非表示」の設定が正常に動作しない場合がある。
ビルド番号がV15R087E、V16R094B、V15R049A、V16R053B、V17R054B、V18R055D、V19R056B、V20R057BからV07R046Aに変更。

2017年8月22日、バージョンアップした一部端末において、温度検出機能の異常に関するエラー表示が出て電源が落ちる事象が確認され、一時中断。
2017年9月26日、バージョンアップ提供が再開。

脚注

富士通: arrows NX F-02Hの開発元。
arrows: 富士通のスマートフォンブランド。
F-04G: 先代機種。
arrows Fit F-01H: 兄弟機種。廉価モデルのため、一部スペックが省略されている。
F-01J: 後継機種。

外部リンク

arrows NX F-02H | 製品 | NTTドコモ
* arrows NX F-02H - スマートフォン - FMWORLD.NET（個人）

この解説では、arrows NX F-02Hの基本情報、特徴、歴史、アップデート情報を網羅的にまとめました。購入を検討されている方や、この機種について詳しく知りたい方にとって役立つ情報を提供しています。

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