F-07E

ドコモ スマートフォン Disney Mobile on docomo F-07E

概要

ドコモのDisney Mobile on docomo F-07Eは、富士通が開発したユニークなスマートフォンであり、NTTドコモの第3世代と第3.9世代移動通信システムに対応したデュアルモード端末です。この端末は、富士通製の分野ではF-08Dに続く第二弾として位置づけられており、「ARROWS」シリーズにも組み込まれました。F-07Eは、ARROWS V F-04Eをベースにしているものの、内部プロセッサにはNVIDIA Tegra 3ではなく、Qualcomm Snapdragon 600を採用しています。

F-07Eはディズニーイルミネーションをテーマにしており、背面には美しいイルミネーションが施されています。さらに、同梱されているイヤホンジャックアクセサリーも光を放つことにより、ユーザーに視覚的な楽しさを提供します。特に、背面にはシンデレラ城とティンカー・ベルのシルエットが刻まれており、着信時には隠れミッキーを含むティンカー・ベルの軌跡が光り、ユニークな体験を演出します。この着信のパターンは、シチュエーションに合わせて設定することが可能です。

主な機能

F-07Eには、ARROWS NX F-06E同様にDLNA連携機能があり、DTCP-IP及びリモートアクセスにも対応しています。これにより、自宅で録画した番組やマルチメディアコンテンツを屋外で楽しむことができます。ただし、残念ながらおくだけ充電やフルセグ放送の受信機能には対応していません。また、バッテリーは取り外しができない仕様となっており、交換はドコモショップでの預かり修理が必要で、交換代金は9,712円と高額です。

搭載アプリ

F-07Eには、Google標準アプリと富士通、ウォルト・ディズニー・ジャパンから提供された専用アプリが搭載されています。これにより、より快適で楽しいユーザー体験を提供します。

歴史

この端末は2013年5月15日にNTTドコモから公式に発表され、同年7月24日から事前予約が開始され、7月31日には発売が開始されました。この間に、複数のソフトウェアアップデートが行われ、不具合の修正や新機能が追加されました。

アップデート情報

最初のアップデートは2013年9月30日に行われ、長時間使用時に稀に再起動する不具合やカメラアプリの強制終了の問題が修正されました。さらに、dビデオやdアニメストアコンテンツのMHL出力機能が追加されました。また、2013年11月19日に行われたアップデートでは、電池残量が正しく表示されない不具合が修正されました。

まとめ

ドコモのDisney Mobile on docomo F-07Eは、ディズニーをテーマにしたファンタジックな異色のスマートフォンです。デザインや機能において、ユーザーに特別な体験を提供することを目的としています。そのため、ディズニーファンや新しい体験を求めるユーザーにとって、非常に魅力的な選択肢となっています。

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