FAIR AFFAIR

鈴木雅之『FAIR AFFAIR』

『FAIR AFFAIR』（フェア・アフェア）は、1992年にリリースされた鈴木雅之の5枚目のオリジナルアルバムです。このアルバムは、彼のソロキャリアにおいて最大のヒット作となり、オリコンチャートで初登場1位を獲得しました。

アルバム概要

本作は、ヒットシングル「もう涙はいらない」を含む全11曲を収録。幅広い音楽性を見せながらも、全体を通して洗練された大人の雰囲気が漂う作品となっています。豪華なミュージシャンたちが多数参加しており、バラエティに富んだサウンドが魅力です。アルバムの成功を受け、初のソロ全国ツアー「taste of MARTINI'92 "LOVE OVER TIME」も開催され、全40公演のチケットは即日完売となりました。

収録曲

1. もう涙はいらない(sentimental version)
作詞：西尾佐栄子／作曲・編曲：中崎英也
シングルとしてもヒットした楽曲の別バージョン。
2. 冗談じゃないぜ
作詞：朝水彼方／作曲・編曲：中崎英也
軽快なリズムとキャッチーなメロディが特徴。
3. 最初のYaiYai
作詞：西尾佐栄子／作曲：鈴木雅之／編曲：松本晃彦
杏子がボーカルとバックコーラスで参加。
4. ためいき
作詞：大下きつま／作曲：松尾清憲／編曲：有賀啓雄
切ないバラードで、情感豊かな歌声が響く。
5. 君
作詞：西尾佐栄子／作曲：安部恭弘／編曲：大村雅朗
美しいメロディが印象的なラブソング。
6. さよならいとしのBaby Blues
作詞・作曲：安藤秀樹／編曲：有賀啓雄
ブルージーなサウンドが特徴的な一曲。
7. No Control
作詞：西尾佐栄子／作曲：来生たかお／編曲：松本晃彦
来生たかお作曲の都会的なナンバー。
8. 十年はやいよ
作詞：神沢礼江／作曲：松尾清憲／編曲：松本晃彦
大人の恋を歌った、少し切ないナンバー。
9. COME ON IN
作詞・作曲：Isaac Hayes & David Porter／編曲：大村雅朗
ポール・ヤングがボーカルで参加したソウルフルな楽曲。
10. せつなく I Love You
作詞：安藤秀樹／作曲：安部恭弘／編曲：松本晃彦
ストレートなラブソングで、安部恭弘の美しいメロディが光る。
11. 出会えてよかった
作詞・作曲：鈴木雅之／編曲：大村雅朗
アルバムのラストを飾る、感動的なバラード。

参加ミュージシャン

アルバムには、以下のような豪華なミュージシャンが参加しています。

鈴木雅之 (Martin)：ボーカル、バックグラウンドボーカル
中崎英也：エレクトリックギター、キーボード
松本晃彦：キーボード
竹野昌邦：サックス
安井歩：プログラミング
松井隆雄：プログラミング
安部恭弘：バックグラウンドボーカル
AMAZONS：バックグラウンドボーカル
杏子：ボーカル、バックグラウンドボーカル
是永巧一：エレクトリックギター
荒木敏男：トランペット
平原まこと：サックス
金城寛文：サックス
村田陽一：トロンボーン
大竹徹夫：プログラミング
青山純：ドラムス
有賀啓雄：エレクトリックベース、キーボード、バックグラウンドボーカル
松下誠：アコースティックギター、エレクトリックギター
小倉博和：エレクトリックギター
松田真人：キーボード
金子飛鳥：コンサートマスター
遠山淳：プログラミング
William Calboun：ドラムス
Douglas Wimbish：エレクトリックベース
Eddy Martinez：アコースティックギター
ゴンチチ：アコースティックギター
大村雅朗：キーボード
石川鉄男：プログラミング
小田原豊：ドラムス
中西康晴：オルガン、ピアノ
三沢またろう：パーカッション
下神竜哉：トランペット
山本拓夫：サックス
鈴川真樹：エレクトリックギター
数原晋：トランペット
ジェイク・コンセプション：フルート、ピッコロ、サックス
Lady M：テルボイス
林研一郎：トランペット
清岡太郎：トロンボーン
Nanpa Clappers：ハンドクラップ
ポール・ヤング：ボーカル
Jimmy Copley：ドラムス
ピノ・パラディーノ：エレクトリックベース
Neil Hubbut：エレクトリックギター
Ian Kewley：キーボード
Ray Cooper：パーカッション
Kick Horns：ホーンセクション
渡嘉敷祐一：ドラムス
高水健司：ベース
中牟礼貞則：ギター
朝川朋之：ハープ
藤田乙比古、海野貴裕：ホルン
中谷望、小出道也：フルート
金山功：ビブラフォン
篠崎正嗣：コンサートマスター
山本直親：指揮者
Paul Pesco：エレクトリックギター
倉田信雄：ピアノ
* Gene Orloff：コンサートマスター

まとめ

『FAIR AFFAIR』は、鈴木雅之の音楽キャリアにおける重要な作品であり、彼の幅広い音楽性とボーカリストとしての魅力を十分に堪能できるアルバムです。豪華なミュージシャンたちとのコラボレーションも聴きどころで、発売から30年以上経った今でも、色褪せない輝きを放っています。

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