FMさつませんだいの紹介
FMさつませんだいは、
鹿児島県薩摩川内市およびその周辺地域をカバーするコミュニティFM
放送局です。この
放送局は、特定地上基幹
放送局として、株式
会社薩摩川内市観光物産協会が運営しており、地域に密着した情報や文化をリスナーに届けています。
開局の歴史
FMさつませんだいは、2013年に開局しました。開局までの経緯には、多くのドラマがありました。初代局長である上栫祐典が故郷に戻った2005年には、
コミュニティ放送局の設立が模索されましたが、資金面の問題から実現には至りませんでした。その後、2008年に設立された株式
会社まちづくり薩摩川内が局設立の道を開き、2011年には
放送局の設置提案が認められたことで開局へと繋がりました。これには、FMきららの協力が大きな役割を果たしました。
放送内容と特徴
FMさつませんだいでは、全ての番組を自社制作し、リアルタイムで
放送する「きらら方式」に基づく番組作りが行われています。この方式のメリットは、常に新鮮な情報をリスナーに伝えることができるだけでなく、コスト効率を高められる点です。また、特定の時間には地元のお知らせやニュースの
放送も行い、地域住民の生活に役立つ情報を提供しています。
自社番組の一覧
- - OHAYO!さつませんだい (平日 7:30-8:55):朝の地域ニュースと音楽をお届けします。
- - さつませんだいNOW (平日 10:00の時間帯):地域の旬な情報をお届け。
- - GOGOSEN (月曜14:00-15:00):さまざまな話題に関するトークショー。
- - サンデーナビ (日曜 10:00-10:56):週末の予定や活動を伝えるプログラム。など、多彩な番組が放送されています。
放送エリアと技術
FMさつませんだいの
放送は、
薩摩川内市全域の他、
いちき串木野市、
阿久根市、
さつま町の一部地域でも聴取可能です。
送信所は中村町の寺山山頂に位置し、特定地上基幹
放送局として87.1MHzで
放送しています。また、インターネットを通じての配信も行っており、より多くのリスナーにアクセス可能です。
災害時の役割
地元の行政機関との協力も行っており、
薩摩川内市との間では災害時における
放送要請に関する協定を締結しています。これにより、非常時にも迅速な情報提供が可能であり、地域の防災に貢献しています。
まとめ
FMさつませんだいは、地域に根ざした情報や文化の発信を通じて、地元住民のコミュニティ意識を高める重要な役割を果たしています。今後も、地域イベントや特色ある地域資源をメディアを通じて紹介し、地域の魅力を引き出していくことが期待されています。