「FOUR SEASONS」(フォー・シーズンズ)は、
1998年1月21日に東芝EMI / EASTWORLDからリリースされた
山下久美子の34枚目の
シングルです。この作品は、彼女のアルバム『SMILE』からの
シングルカットであり、特に注目されたのは、
テレビ朝日系ドラマ『新・
御宿かわせみ』の主題歌としての起用です。
作品の特徴と楽曲の背景
「FOUR SEASONS」は、
シングル用の特別な再録バージョンとして制作されました。また、この
シングルの面白い点は、その
シングルバージョンが同年にリリースされた
ベスト・アルバム『SING A SONG BEST ALBUM [with special live tracks]』に初めて収録されたことです。このように、
シングルとしてだけでなく、アルバムを通じても楽曲を聴く機会が設けられました。
さらに、カップリング曲にあたる「SING A SONG」も魅力的な一曲です。この曲は、『SING A SONG』というタイトルの
ベスト・アルバムで紹介されていますが、こちらはオリジナルヴァージョンではなく、
1998年2月に
渋谷公会堂で行われたライヴの音源として収録されています。オリジナルバージョンは、
2004年に登場した『
25th Anniversary Best & Premium Songs』でやっと聴くことができる形となりました。
楽曲制作の関わり
「FOUR SEASONS」および「SING A SONG」の両楽曲は、
布袋寅泰が
作詞と
作曲、さらにはプロデュースも手掛けています。布袋は日本の音楽シーンで非常に重要な存在であり、彼のスタイルは
山下久美子の音楽に大きく影響を与えました。実際、この
シングルは布袋によるプロデュースや楽曲提供が行われた最後の作品であることも特記すべき点です(2021年現在)。
収録曲
1. FOUR SEASONS
2. SING A SONG (Live Version)
「FOUR SEASONS」のリリースは、
山下久美子の音楽キャリアにおいて重要な瞬間を示しており、彼女のファンにとっても特別な意味を持っています。この
シングルは、歌唱力や楽曲のクオリティ、さらには
布袋寅泰とのコラボレーションを通じて、彼女の音楽的成長を物語るものとなっています。
シングルは、リリース当時の音楽シーンにも大きな影響を与え、視聴者やリスナーに強い感動をもたらしました。「FOUR SEASONS」は、ただの
シングルを超え、時代を超えた名曲として今も多くの人々に親しまれています。