FUNDINNO

株式会社FUNDINNO：日本の株式投資型クラウドファンディングの先駆者

株式会社FUNDINNO（ファンディーノ）は、金融業界における革新的なサービスを提供する日本の企業です。2016年11月、日本初の株式投資型クラウドファンディングを運営するとして、金融庁に第一種少額電子募集取扱業者の登録を受けました。この事業は、年々注目を集めており、2022年2月には社名を株式会社日本クラウドキャピタルからFUNDINNOに変更しました。

株式投資型クラウドファンディングサービスの開始

FUNDINNOは2017年4月にサービスを開始し、瞬く間に多くの支持を得ました。その後も様々な取り組みを展開し、特に2019年には、株式投資型クラウドファンディングを通じて漢方生薬研究所における相対取引を成功させました。続いて、同年9月には普通株式や新株予約権の取り扱いを開始し、投資家の選択肢を広げています。さらに、10月にはFUNDOORという新たなサービスを開始し、未上場企業の経営管理や株主管理を支援しています。

確固たる成長と多様なサービス

2020年には経済産業省よりエンジェル税制認定業者と認定され、日本のファンド市場における信頼性を高めました。2021年3月には、琉球アスティーダスポーツクラブがTOKYO PRO Marketから上場承認を受けるなど、FUNDINNOを利用した企業の成功事例が増えています。同年10月には関東財務局に第一種金融商品取引業者として登録され、証券会社としての地位を確立しました。

2021年12月には、日本初のインターネットを利用した未上場株式の売買が可能なマーケットプレイス「FUNDINNO MARKET」を開設しました。重要な点として、このサービスは「株主コミュニティ」という日本証券業協会による自主規制規則の下で運営されています。この新たなプラットフォームの導入により、2022年2月には登録ユーザー数が10万人を超え、成約額80億円という大きな成果を達成しました。

M&Aや特定投資家制度の導入

2022年9月には、Innovation Farm株式会社があいホールディングスの子会社となり、FUNDINNOを利用した企業が上場企業とM&Aを実現した初のケースとなりました。また、特定投資家制度を導入し、特定投資家に対する投資上限額が撤廃され、より多くの投資家が参加しやすい環境が整備されました。

積極的な提携と今後の展望

FUNDINNOは、三菱UFJ信託銀行との資本業務提携を通じて、未上場企業向けの経営管理プラットフォームも強化しています。これにより、より一層多様化するサービス展開が期待されます。市場が成長を続ける中、株式会社FUNDINNOはさらなる進化を遂げ、投資家と企業の新しい接点を提供していくことでしょう。今後の動向にも注目です。

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