Futen Boyz

EXILE SHOKICHI、ソロシングル『Futen Boyz』：ロカビリーと純愛が交差する音楽世界

2018年10月3日、EXILE SHOKICHIの6枚目のソロシングル『Futen Boyz』がrhythm zoneよりリリースされました。前作『Underdog』から約4ヶ月ぶりとなる本作は、ソロプロジェクト再始動の第2弾シングルとして、多くのファンから注目を集めました。

CD+DVD、CDのみの2形態で発売された本作は、多様な音楽性と映像コンテンツで構成されています。CDには3曲が収録されており、それぞれ異なる魅力が凝縮されています。DVDには『Futen Boyz』のミュージックビデオに加え、EXILE THE SECONDのライブパフォーマンス映像やDANCE EARTH FESTIVAL 2018のライブ映像など、計5コンテンツが収録され、ライブの熱気やSHOKICHIのパフォーマンスを余すことなく堪能できます。

タイトル曲「Futen Boyz」：映画とライブの融合

表題曲「Futen Boyz」は、映画『DTC – 湯けむり純情篇 from HIGH＆LOW』のオープニングテーマとして書き下ろされました。SHOKICHI自身もライブパフォーマンスを想定して制作されており、映画の世界観とライブの熱狂が一体となった楽曲となっています。

SHOKICHIは、この楽曲について「映画『DTC – 湯けむり純情篇 from HIGH＆LOW』のダン、テッツ、チハルの3人を見て、フーテンの寅さんじゃないですけど憎めない風来坊を表現する面白いパンチラインを作りたい」と語っており、その言葉通り、軽快でキャッチーなメロディーと、どこか懐かしくユーモラスな歌詞が魅力です。

サウンド面では、1950年代のロカビリー・ロックンロールをイメージしており、1950～60年代のUSロックやロカビリーを研究し、映画『クライ・ベイビー』やエルヴィス・プレスリーの「監獄ロック」などを参考にしたとのこと。時代を超越したサウンドと現代的な感性が融合した、唯一無二の楽曲に仕上がっています。

「プラトニック・ラブ」と「Y.L.S.S. Remix feat. PKCZ(R) & CRAZYBOY」：多彩な音楽性

カップリング曲には、政治的なテーマを扱った「プラトニック・ラブ」と、「Don't Stop the Music」のカップリング曲「Y.L.S.S. feat. PKCZ®」のリミックスバージョンである「Y.L.S.S. Remix feat. PKCZ(R) & CRAZYBOY」が収録されています。

「プラトニック・ラブ」はR&Bとヒップホップを融合させた楽曲で、“純愛”をテーマに、ストレートなメッセージが込められています。特にブリッジ部分の牧師が語っているようなイメージの英語詞は、楽曲に深みを与えています。

一方「Y.L.S.S. Remix feat. PKCZ(R) & CRAZYBOY」は、CRAZY BOYの参加により、ギターを導入しロック色が強まったリミックスバージョンです。原曲とは異なる魅力を持つ、新たな楽曲として楽しめます。

アーティスト写真とミュージックビデオ：こだわり抜かれたビジュアル

本作のアーティスト写真はSHOKICHI自身がディレクションを担当。LDH apparelのブランドFORSOMEONEの衣装を着用し、黒を基調としたロッケンロールなイメージに仕上がっています。

「Futen Boyz」のミュージックビデオは、二宮“NINO”大輔監督が手掛けました。映画『DTC – 湯けむり純情篇- from HIGH＆LOW』の劇中映像や、山下健二郎、佐藤寛太、佐藤大樹らが出演し、さらに八木将康と天野浩成扮する“縦笛兄弟”も登場するなど、見どころ満載の映像となっています。

『Futen Boyz』は、音楽、映像、そしてストーリーが三位一体となった、まさにSHOKICHIのソロアーティストとしての魅力が凝縮された作品と言えるでしょう。多様な音楽性とエンターテイメント性を兼ね備えた、このシングルは、多くのリスナーを魅了すること間違いありません。

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