Go Girl

矢野顕子『Go Girl』：エレクトロニックと遊び心が融合した意欲作

1999年8月4日にリリースされた矢野顕子のアルバム『Go Girl』は、音楽プロデューサーであるジェフ・ボヴァとの共同プロデュース作品です。エレクトロニックなサウンドを主体とした大胆な音作りが特徴で、ボヴァもその制作に深く関わっています。

アルバムの初版は紙ジャケット仕様で発売され、そのデザイン性の高さも話題となりました。

収録曲について

アルバムには、矢野顕子ならではの個性的な楽曲が多数収録されています。

WHY THIS: 矢野顕子作詞作曲による楽曲。
GIRLFRIENDS FOREVER: 矢野顕子作詞作曲。ライブアルバム『TWILIGHT 〜the“LIVE”best of Akiko Yano〜』にライブバージョンが収録されています。
AI-TAI: 矢野顕子作詞作曲。
SHE DRIVES: ソフィー・ブラック作詞、ジェフ・ボヴァと矢野顕子作曲。
GO GIRL: 矢野顕子作詞作曲。DVD『ライブ・ピヤノアキコ。』にライブバージョンが収録されています。
ゆうぐれ [DUSK]: 一倉宏作詞、矢野顕子作曲。チロルチョコのコマーシャルソングとして使用されました。
ひとりぼっちはやめた[QUIT BEING ALONE]: 矢野顕子作詞作曲。映画『ホーホケキョ となりの山田くん』の主題歌として知られています。ライブアルバム『TWILIGHT 〜the“LIVE”best of Akiko Yano〜』、DVD『ライブ ピヤノアキコ。』にもライブバージョンが収録。
KAGAYAITERU [LET IT SHINE]: 矢野顕子作詞、ジェフ・ボヴァと矢野顕子作曲。
ISETAN-TAN: 矢野顕子作詞作曲。百貨店の伊勢丹をテーマにしたユニークな楽曲で、依頼されたコマーシャルソングではなく、自発的に制作されたものです。後に伊勢丹のオフィシャルソング『ISETAN-TAN-TAN』が制作され、公式プロモーションビデオに使用されています。
ICE CREAM,ICE CREAM: 矢野顕子作詞作曲。
MOON OVER SAN DIEGO: 矢野顕子作詞作曲。
永遠のともだち [GIMME A HOLLER]: 矢野顕子作詞、ビル・フリゼール作曲。

エレクトロニックなサウンドと矢野顕子の音楽性

『Go Girl』は、エレクトロニックなサウンドを大胆に取り入れたことで、従来の矢野顕子のイメージとは異なる一面を見せています。しかし、その根底には、彼女ならではの独特な音楽性とユーモアが息づいており、聴く者を飽きさせない魅力があります。

ジェフ・ボヴァとの共同プロデュースによって、新たな音楽の可能性を追求した意欲作と言えるでしょう。

矢野顕子オフィシャルサイト

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