HENARE

HENARE（ヘナレ）

HENAREは1992年8月5日にニュージーランドのオークランドで生まれた男性プロレスラーで、新日本プロレスに所属しています。これまでのプロレスキャリアを通じて、数々の改名や変化を経て、現在は「HENARE」というリングネームで活躍しています。

来歴

HENAREは2012年にプロレス業界にデビューし、オークランドに拠点を置くインパクト・プロレスリング（IPW）にて活動を開始しました。彼は同団体のタッグチーム王座に輝いています。デビュー後は、オーストラリア、イギリス、アイルランドなどを転戦し、2016年には新日本プロレスの門を叩くことになります。

2016年9月1日、彼は新宿FACEで行われたイベント「LION'S GATE PROJECT3」にて、リングネームを「ヘナーレ」に改名し、プロレスリング・ノアのクワイエット・ストームとの対戦を果たし、新日本でのデビュー戦を飾りました。11月には、新日本が主催するWORLD TAG LEAGUEにて中西学と組んで出場しました。

しかし、翌年の2017年2月21日、後楽園ホールでの試合中に左足のアキレス腱を負傷し、そのまま長期欠場に入りました。欠場中はバッドラック・ファレが経営する道場でトレーニングを続けました。2017年11月にはWORLD TAG LEAGUEで復帰し、真壁刀義とパートナーを組んで試合に臨みましたが、結果は厳しいものでした。

2018年にはリングネームを「トーア・ヘナーレ」と改名し、コスチュームをニュージーランドの先住民を模したものに変更しました。翌年の2021年4月、SAKURA GENESISでユニット「UNITED EMPIRE」に加入し、再びリングネームをアーロン・ヘナーレに変更しました。2022年にはG1 CLIMAX 32にエントリーしましたが、1勝6敗で予選敗退となりました。2023年にはG1 CLIMAX 33にエントリーされ、初戦ではマオリ族のタトゥーを施した姿で登場し、リングネームを再び「HENARE」に改名しました。

得意技

HENAREのフィニッシャーにはいくつかのバリエーションがありますが、特に有名なのは「ランペイジ」です。この技はロック・ボトムと同じ形で相手を担ぎ上げ、前方に倒れ込むことで背中からマットに叩きつけるものです。また、初期のフィニッシャーとして「ブラックアウト」があり、これはフライング・スーパーマン・パンチとも呼ばれる技です。また、現在の主なフィニッシャー「Streets of Rage」では、相手の左足を抱えて頭上に持ち上げ、後頭部から背中にかけて叩きつける変型のデスバレーボムです。

タイトル歴

HENAREは新日本プロレスでNEVER無差別級王座の第45代王者に輝いており、また、インパクト・プロレスリングにおいてはIPWニュージーランド・タッグ王座のタイトルを保持していたこともあります。さらに、2010年にはアルマゲドンカップにて優勝しています。

入場テーマ曲

彼の入場テーマ曲は、デビュー時から使用されている「ROAR - the war cry」や、UNITED EMPIRE加入以降の「The Ultimate Weapon」、デビューからの新たな曲として「Kai Tangata」があります。

HENAREのプロレスキャリアは、多くの挑戦と努力に満ちており、彼の成長を見守るファンの期待も高まっています。

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