Happy Elementsについて
Happy Elements(ハッピーエレメンツ)は、中国のコンピューターゲーム開発及び運営を行う企業で、2011年から日本にも進出している。本社は
北京市海淀区に位置しており、グローバルな展開も図っている。
沿革
設立から日本進出まで
ハッピーエレメンツは、
2009年6月に中国にて設立された。
2010年に日本法人であるHappy Elements株式
会社を
東京都港区六本木に設立し、日本市場への進出を果たした。翌年2011年4月には、
京都府京都市中京区に京都オフィスを開設するなど、事業の拡大に努めている。
事業の拡大
2016年はグローバルなビジョンを持つ重要な年であり、同年10月にドリコムからグリモア株式
会社を買収。これによりグリモアスタジオが設立され、さらなるビジネス展開を実現した。また11月には、事業拡大に伴い京都オフィスの移転も行われ、事業体制を強化している。
Miniascapeの設立と吸収合併
2017年10月、
東京都目黒区にはMiniascape株式
会社を設立。2020年には親
会社であるHappy Elements株式
会社がMiniascapeを吸収合併し、ミニアスケイプスタジオは解散された。これにより、経営資源を集中させる狙いがあった。
本社移転と法人統合
2021年4月には本社の登記を京都オフィスに変更し、同年8月にはHappy Elements Asia Pacific株式
会社を吸収合併。2022年には新たに本社を
京都市内の別のビルへと移転させるなど、グループ内での組織的な再編成を進めている。
Happy Elementsは、中国と日本の拠点を持つ企業グループであり、主な施設には北京オフィス、上海オフィス、京都オフィスがある。また、複数のスタジオが活動を行っており、楽元科技(北京)有限公司やカカリアスタジオ、グリモアスタジオがその一部である。
主なサービスと市場
ハッピーエレメンツは、モバイルゲームアプリの開発と運営を手掛けており、日本での人気ゲームには以下のタイトルがある:
- - メルクストーリア -癒術士と鈴のしらべ- (2014年1月31日 - 現在)
- - ブレイブソード×ブレイズソウル (2015年4月8日 - 現在)
- - あんさんぶるスターズ! (2015年4月28日 - 現在)
- - エリオスライジングヒーローズ (2020年8月3日 - 現在)
過去には、多くのタイトルがサービスを終了しているが、その中でも人気を博したタイトルがいくつか存在する。これらのゲームはオンラインでの交流を主眼としており、プレイヤー同士のコミュニケーションや協力プレイを楽しむ要素が豊かなことが特徴だ。
今後の展望
今後もHappy Elementsは、新たなゲームタイトルの開発や、既存のタイトルのさらなる運営強化を目指し、国内外での拡大に取り組んでいくと考えられる。日本市場においても、多様なコンテンツを提供し続けることで、さらなる成長が期待されている。