Harmonic hammock

ハーモニックハンモックについて

ハーモニックハンモック（harmonic hammock）は、日本の七人組ポップスバンドで、バイオリンやパーカッションなどの楽器を取り入れた独自の音楽スタイルで知られています。2008年に結成され、さまざまなイベントやライブに出演し、聴く人々に感動を与えてきました。

結成と初期の活動

ハーモニックハンモックは2008年9月、タリエと清野雄翔を中心に結成されました。初期の活動では、2009年の秋に行われた「羊毛とおはな」のツアーにオープニングアクトとして出演し、コトリンゴやHARCOといった他のアーティストとも共演しました。このような経験を通じて、彼らの名は徐々に知れ渡るようになりました。

アルバムと受賞歴

2010年1月には、1st ミニアルバム『ハローとグッバイ』をリリースし、全国のCDショップから高く評価されました。特に、第二回CDショップ大賞の関東ブロックでの地方賞を受賞したことは、バンドにとって大きな励みとなりました。また、アルバムに収録された「つないで」という曲は、演劇集団キャラメルボックスの舞台『夏への扉』で使用されるなど、広く親しまれました。

その後、2011年7月30日には下北沢GARDENでリリースパーティーを開催し、ゲストとして里帰りとズータンズを迎えました。そして、同年8月には2nd ミニアルバム『もういいかい？』をリリース。このアルバムは、バイオリンの旋律やピアノのリズムが魅力的なアコースティック・アンサンブルで、独自の世界観を表現しました。

活動休止とその後

2015年11月、ボーカルのタリエが脱退することとなり、ブログを通じて活動休止を発表しました。翌年の1月19日には、渋谷でラストライブを行った後、活動を停止しました。この活動休止はファンにとって大きな衝撃でしたが、彼らの音楽は今でも多くの人々の心に残っています。

音楽の特徴と評価

音楽雑誌『WHAT's IN?』の評論家、柳沢幹夫は、2nd ミニアルバム『もういいかい？』について「バイオリンが描き出す曲線や、コロコロと転がるピアノが心地よいアコースティック・アンサンブル」と評し、その楽曲には、まるで子供の内緒話を聞いているような箱庭的な雰囲気が漂っていると指摘しています。このような独特の音楽スタイルこそが、ハーモニックハンモックの強みとなっています。

ディスコグラフィと出演イベント

ハーモニックハンモックは、数々のミニアルバムをリリースしており、その中身は多様な音楽性を反映しています。また、披露したライブも多数あり、特にワンマンライブや主催したイベントはファンに喜ばれました。彼らの音楽は、聴衆との一体感を生み出す素晴らしい体験を提供しています。

まとめ

ハーモニックハンモックは、日本の音楽シーンにおいて独特の地位を築いたバンドです。彼らのメロディーとアンサンブルは、聴く人に深い感動を与え、音楽の可能性を広げています。今後の活動に注目が集まる中、彼らの音楽は多くの人々に愛され続けることでしょう。

もう一度検索