HAYATO

HAYATO - 日本のキックボクサーのプロフィール

基本情報

HAYATO（はやと、本名: 三宅 裕二）は1977年12月25日に生まれ、茨城県つくば市で育ちました。現役時代の最後の所属先はFUTURE_TRIBEで、現在は自身のジムであるHAYATO GYMの会長を務めています。彼はその攻撃的なファイトスタイルと端正なルックスで人気を集め、特に女性ファンからの支持が高いです。キャッチフレーズ「叩き上げのベビーフェイス」が示すように、童顔の容姿も彼の魅力の一部となっています。今は株式会社ヴェスパエンターテインメントのマネジメントのもとで活動しています。

来歴

HAYATOのプロキャリアは2000年5月26日に始まりました。スタートの試合は山木ジムに所属し、犬走健治との対戦で判定勝ちを納めました。2003年には、PHOENIXジムから独立してFUTURE_TRIBEを設立し、この際にリングネームを隼人からHAYATØ、さらには今のHAYATOに変更しました。

2004年、彼は六本木ヴェルファーレで開催された全世界キックボクシング連盟の世界スーパーウェルター級王座決定戦で、ジェレミー・ハーミンソンに判定勝ちし新王者となりました。この試合は、当初対戦予定だったジョン・ブルーアーが交通事故で欠場したために実現しました。

その後もHAYATOは数々のトーナメントに参加し、特に2006年と2008年のK-1 WORLD MAXでは注目の試合が多かったです。2006年の日本代表決定トーナメントではベスト4で敗北を喫しましたが、続く年には準決勝で前田宏行対戦中にアクシデントがあり勝利を収めるなど、奇跡的な展開も見せました。

2009年には引退を発表し、11月22日のRISE 60で行われた試合でTATSUJIと対戦し判定負けを喫して現役を卒業しました。これにより、彼の長いキャリアが一区切りを迎えました。引退後は自身のジムを東京にオープンし、後進の指導やスポーツマネジメントに力を注いでいます。

人物・私生活

HAYATOは2005年にテレビドラマ「タイガー&ドラゴン」にキックボクサー役で出演したことでも知られています。また、ボクシング界のWBC世界フライ級チャンピオン内藤大助との親交も深く、一緒に合同練習を行うこともありました。彼の総合的なスポーツ人としての姿勢と他の選手との良好な関係が、HAYATOの魅力を一層引き立てています。

戦績とタイトル

アマチュア

• - 第1回アマキック全日本選手権大会 ミドル級優勝
• - 最優秀賞受賞（2000年3月）

プロ

• - UKF世界スーパーウェルター級王座（0度防衛）
• - K-1 WORLD MAX 2008 日本代表決定トーナメント 準優勝

HAYATOの先駆的な試合スタイルとその活躍は、彼を格闘技界の重要な存在にしています。明確なビジョンを持ち、今後の活動にも期待が高まります。

もう一度検索