I am the Editor

「I am the Editor（この映画のラストシーンは、ぼくにはつくれない）」の紹介

1980年7月21日、チューリップの17thシングル「I am the Editor（この映画のラストシーンは、ぼくにはつくれない）」が発売されました。この楽曲は、メンバー交代後約半年ぶりに発表された第2期の初めてのシングルであり、同年の3月にはアルバム『THE LOVE MAP SHOP』もリリースされています。

ジャケットとメンバー

シングルのジャケットには、メンバーの横並びの写真が使われています。そのメンバーは、財津和夫、姫野達也、宮城伸一郎、安部俊幸、そして伊藤薫の5人です。特に注目すべき点は、チューリップ加入後はひげを生やしていることが多かった伊藤が、この写真ではひげを生やしていないことです。このため、非常に珍しい一枚として記憶されています。

音楽的特徴

この曲のイントロは約53秒であり、この点については歌詞カードに明記されています。また、楽曲は男女の恋愛の終焉を映画に例えて表現された内容が特徴で、シンセサイザーの音色とサビでのファルセットが特に印象に残ります。財津和夫はこの曲について、単なるシングルとしての発表だけでなく、ライブでの存在感を意識して制作したとのことです。実際に、第2期から第3期の初めにかけて頻繁にライブでも演奏されました。

収録曲と作成者

このシングルには、以下の2曲が収録されています。全曲の作詞と作曲は財津和夫が担当しており、編曲はチューリップによるものです。

1. I am the Editor（この映画のラストシーンは、ぼくにはつくれない）
2. The 21st Century Hobo

両曲はオリジナルアルバムには収録されていないため、特別なシングルとして位置付けられています。

影響と評価

「I am the Editor」は、その独特な歌詞とメロディの組み合わせで、多くのリスナーに愛されてきました。特にライブパフォーマンスにおいて、ファンとの一体感を生む要素が大いにあるため、現在でも多くの人々に記憶されています。また、1980年代の音楽シーンにおいて、チューリップの存在は重要なものとなり、このシングルはその一端を担っています。音楽の持つ力で、多くの人々の心に深く響く作品として、今後も語り継がれることでしょう。

もう一度検索