INFOBAR xv

INFOBAR xv（インフォバーエックスブイ）は、京セラが日本国内向けに開発し、KDDIおよび沖縄セルラー電話のauブランドから発売された携帯電話、いわゆるガラホです。製造型番はKYX31となります。このモデルは、INFOBARシリーズとして初のガラホであり、OSにはAndroidが採用されています。従来のフィーチャーフォンとは異なり、よりスマートフォンのような操作感を提供する一方で、ガラケーの使いやすさを維持している点が特徴です。

デザインは、これまでのINFOBARシリーズと同様に、著名なプロダクトデザイナーである深澤直人氏が担当しています。そのため、INFOBAR xvは、その外観において、歴代モデルのデザインを踏襲しており、特に初代INFOBARやINFOBAR 2のデザインを思い起こさせるストレート型を採用しています。このストレート型は、シンプルでありながらも洗練された印象を与え、多くのユーザーから支持されています。

カラーバリエーションも、INFOBARシリーズの伝統を継承しています。特に代表的なカラーであるNISHIKIGOI（ニシキゴイ）は、赤、白、水色の組み合わせで、INFOBARの象徴とも言える存在です。このNISHIKIGOIに加え、NASUKON（ナスコン）は紺、薄い青、白の組み合わせで、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。また、CHERRY BERRY（チェリーベリー）は、紫、薄いピンク、白の組み合わせで、華やかさを演出しています。

INFOBAR xvの大きな特徴の一つとして、タイルキーが挙げられます。このモデルでは、歴代のINFOBARシリーズで初めて、タイルキーがフレームレス化されました。これにより、それぞれのキーが最大限まで大きくなり、より押しやすくなりました。また、キーの面積が大きくなったことで、視認性も向上し、操作時の誤入力を防ぐ効果も期待できます。さらに、フレームレス化によって、INFOBARらしいデザインをより際立たせ、一目でINFOBARだとわかるような印象的な外観を実現しています。

2018年11月29日に全国のauショップおよびオンラインストアで発売開始され、多くのINFOBARファンや新しいユーザーに迎え入れられました。INFOBAR xvは、従来のガラケーの使いやすさを残しつつ、Android OSを搭載することで、より現代的な機能も利用できるという、ハイブリッドな端末として、今もなおその魅力を放っています。

詳細はauの公式サイトにて確認できます。また、このモデルに関する詳細な情報は、各種ニュースサイトやレビュー記事でも紹介されています。INFOBARシリーズは、デザインと機能性の両立を目指し、今後も新たなモデルが登場することが期待されています。

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