INSIDE (CHAGE and ASKAのアルバム)

『INSIDE CHAGE&ASUKA V』について

『INSIDE CHAGE&ASUKA V』は、音楽デュオCHAGE and ASKA（旧名：チャゲ＆飛鳥）の5作目のオリジナルアルバムです。このアルバムは1984年の3月25日にワーナー・パイオニアより発売されました。リリースから39年が経った現在も、多くのファンに親しまれており、繰り返しの再発売が行われています。

リリースと再発

本アルバムは前作『CHAGE&ASUKA IV -21世紀-』から約9ヶ月後に登場しました。その後、1984年4月、1986年12月、1990年7月、1999年12月にもCDとして再リリースされており、特に2009年にはSHM-CDとしても再発売されました。これにより、当時の音楽を新しい形で楽しむことができ、当時のファンだけでなく新世代のリスナーにも広がりを見せています。

音楽ビデオと楽曲のリリース

アルバムの中から「MOON LIGHT BLUES」と「RAINBOW」という楽曲にはミュージック・ビデオが作成され、特に「RAINBOW」ではチャゲが女装姿で登場している点が注目のポイントです。これらのミュージック・ビデオは、1984年にリリースされた『GOOD TIMES 1983.9.30 国立代々木競技場LIVE』や、2009年に発売された『CHAGE and ASKA LIVE DVD BOX 1』で鑑賞することが可能です。

また、「Darlin'」や「華やかに傷ついて」といった楽曲は、CDとして再発売される際にボーナストラックとして追加収録されています。これにより、リスナーはより多くの楽曲を楽しむことができます。

収録楽曲の詳細

アルバムには多くの魅力的な曲が収録されています。例えば、「東京CARRY ON」や「シナリオ」、「涙・BOY」は聴き応えがあり、特に「涙・BOY」は長江健次によってカバーされ、1984年のシングルとしてもリリースされました。

「RAINBOW」と「MOON LIGHT BLUES」は、1984年2月22日にシングルとして発売されたことからも、それぞれが多くのファンに支持されています。

「TIME KEEP DANCER」や「アルマジロ・ヴギ」では、架空の人物名である“亜留間ジロー”という作詞者が登場しますが、これは松井五郎による実際の作詞によるものです。「夢のかなた」という曲は、2012年にASKAがコンサートでパフォーマンスしたことが注目されました。

また、このアルバムに収録されている楽曲に関する情報は、後のベストアルバムにも収められるほどの人気があり、特に1999年に発売された『倆角形 Duet Angle 20th anniversary』のCHAGE SIDEでも確認することができます。

参加ミュージシャン

音楽のクオリティを支えるために多くの優れたミュージシャンが参加しています。ドラムには今泉正義、ベースには後藤真和、エレクトリックギターには岩倉健二や大平彰彦が名を連ねています。また、キーボードの演奏者も豊富で、平野孝幸や矢島マキらが参加しています。

総括

『INSIDE CHAGE&ASUKA V』は、その多彩な収録曲や再発売の度に新たなファンを増やすことができたアルバムとして、音楽史に名を刻む作品です。音楽界におけるCHAGE and ASKAの位置を確立し、今後も愛され続けることでしょう。

もう一度検索