J・R・スウィージー

J・R・スウィージー（J. R. Sweezy、1989年4月8日 - ）は、ノースカロライナ州ムーアズビル出身の元アメリカンフットボール選手です。ポジションはガードを務めていました。

プロ入り前

高校時代はラインバッカーとして活躍。2年生時には115タックル、3サック、3年生時には12試合で195タックル、6サック、4ファンブルリカバーを記録しました。ノースカロライナ州立大学に進学後、ディフェンシブエンドに転向。2007年はスカウトチームとしてプレーし、2008年には2試合に出場、2009年には控えディフェンシブタックルとして全12試合に出場しました。2010年にはチームトップの6サックを記録しました。

NFLでのキャリア

シアトル・シーホークス (2012-2015, 2018)

2012年のNFLドラフト7巡225位でシアトル・シーホークスに指名され入団。大学までは守備選手でしたが、シーホークスではガードとして期待されました。開幕戦のアリゾナ・カージナルス戦で右ガードとして先発出場するも、その後は控えに降格。この年は13試合に出場しました。

2013年シーズンはレギュラーシーズン13試合、ポストシーズンにも出場。第48回スーパーボウルでチームは勝利し、チャンピオンとなりました。

2014年シーズンはRGとしてレギュラーシーズンに全試合出場。チームは再びスーパーボウルに出場しましたが、ニューイングランド・ペイトリオッツに敗れ、連覇はなりませんでした。

2015年は15試合に出場しました。

タンパベイ・バッカニアーズ (2016-2018)

2016年3月9日にタンパベイ・バッカニアーズと5年3250万ドルで契約。しかし、故障に苦しみ、2016年はレギュラーシーズンの試合には出場できませんでした。2017年シーズンは開幕から14試合に出場しましたが、足の怪我で負傷者リスト入りし、残りの試合を欠場。2018年6月下旬にバッカニアーズからリリースされました。

シーホークス復帰 (2018)

2018年8月1日、古巣のシーホークスと契約。この年は先発として15試合に出場しました。

アリゾナ・カージナルス (2019-2020)

2019年3月15日にアリゾナ・カージナルスと2年契約を結びました。この年はレギュラーシーズン全16試合にRGとして先発出場。2020年は怪我の影響もありましたが、13試合に出場しました。

* カージナルス退団後 (2021-2022)

2021年8月21日にニューオーリンズ・セインツと契約しましたが、シーズン開幕前にリリース。2022年7月27日にシーホークスと1日契約を結び、現役を引退しました。

スウィージーは、大学時代にディフェンスからオフェンスへ転向するという異色の経歴を持ちながらも、NFLで確固たる地位を築き上げました。特にシーホークス時代には、スーパーボウル制覇を経験するなど、チームの成功に大きく貢献しました。彼の粘り強いプレーとチームへの貢献は、多くのファンに記憶されています。

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