J.B.ウェンデルケン

ジェフリー・ベンジャミン・ウェンデルケン

概要

ジェフリー・ベンジャミン・ウェンデルケン（Jeffrey Benjamin Wendelken）は、1993年3月24日生まれのアメリカ合衆国ジョージア州サバンナ出身のプロ野球選手です。ポジションは投手で、右投右打が特徴です。現在は横浜DeNAベイスターズに所属しており、愛称は「J.B.」です。登録名としては「ジェイビー・ウェンデルケン」が使用されています。

経歴

プロ入りとレッドソックス傘下時代

ウェンデルケン選手は、2012年のMLBドラフトでボストン・レッドソックスから指名を受け、プロ野球界に足を踏み入れました。まずは傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・レッドソックスでデビューを飾り、ここでの13試合で2勝0敗、2セーブ、防御率1.27という素晴らしい成績を残しました。2013年にはA級のグリーンビル・ドライブでプレーしました。

ホワイトソックス傘下時代

2013年7月、シカゴ・ホワイトソックスとデトロイト・タイガースを含む三角トレードにより、ホワイトソックスに移籍しました。移籍後、A級カナポリス・インティミディターズとA+級ウィンストン・セイラム・ダッシュでプレーし、2勝2敗、12セーブ、防御率3.42の成績を記録しました。2014年にはA+級ウィンストン・セイラムで27試合に先発登板し、129奪三振を達成しました。

アスレチックス時代

2015年12月にアスレチックスへ移籍し、その後2016年にはメジャーデビューを果たしました。しかし、トミー・ジョン手術を受けたため、2017年は全休。2018年にはAA級ミッドランド・ロックハウンズを経て、メジャー契約を結ぶと、13試合に登板して防御率0.54という成績を残しました。2021年8月にはDFAとなりました。

ダイヤモンドバックスでの経歴

その後、ウェンデルケン選手はアリゾナ・ダイヤモンドバックスに移籍しましたが、2022年7月には再びDFAとなりました。

DeNAでの活躍

2022年11月に横浜DeNAベイスターズとの契約が発表され、背番号49を背負ってプレーを開始しました。2023年にはオープン戦で急性腰痛の診断を受けてリハビリに入ったものの、復帰後は活躍を見せ、5月20日には来日初勝利を挙げました。さらに、9月27日にはクローザーとして登板し、来日初セーブを記録しました。シーズンを通じて61試合に登板し、2勝2敗3セーブ、防御率1.66という非常に安定した成績を残しました。2024年も開幕からセットアッパーとして活躍していますが、右肘の炎症で出場登録を抹消される事態に見舞われています。

投球スタイル

ウェンデルケン選手は、平均94.6マイルのフォーシームを基盤にし、カーブやチェンジアップの変化球も使いこなしています。

記録と成績

2023年度シーズン終了時点では、ウェンデルケン選手は随所で印象的な成績を収めています。特に初登板や初奪三振、ホールド、勝利、セーブといった個々の記録が重要視されています。

まとめ

ジェフリー・ウェンデルケン選手は、メジャーリーグから日本のプロ野球に挑戦した投手として、今後の活躍が期待されています。彼のダイナミックな投球スタイルと成績は、多くのファンに愛される理由の一つであり、これからも注目が集まります。

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