JA全農 COUNTDOWN JAPAN

JA全農 COUNTDOWN JAPANについて

『JA全農 COUNTDOWN JAPAN』は、TOKYO FMをキー局に38のネットワークを形成している音楽番組です。このプログラムは、ランキングという形式で邦楽（J-POP）のベスト10を生放送でお届けしており、現在のタイトルに改名されたのは2013年4月6日からです。

番組の概要

本番組は、東京半蔵門のTOKYO FM本社スタジオから生放送され、リスナーのリクエストを基にしたランキングが毎週発表されます。1993年から2016年までは、渋谷のTOKYO FMスペイン坂スタジオで公開生放送が行われた経緯があります。また、1994年から2010年までは、土曜日の午後1時から4時の枠で「カウントダウンステーション」の一部として放送していました。

番組の歴史

番組のルーツは、1971年に放送された『ステレオ歌謡バラエティ』のコーナーから生まれています。その後、1974年に独立した「三和シヤッター歌謡曲ベスト・テン」というタイトルでスタートしました。時が経つにつれて、提供スポンサーが変わるごとに、番組名も変わっていきました。特に、コーセー、ローソン、ダイハツなどの大手企業がスポンサーとして名を連ね、音楽ランキングを多くのリスナーに届けてきました。

1991年には、音楽シーンの変化に伴い番組名を『KOSE カウントダウン・ジャパン』と改名し、小林コーセーが提供を行う時期には、その商品をプレゼントするコーナーも設けられていました。1996年からはローソンとの提携で『LAWSON カウントダウン・ジャパン』に改められ、2002年には自動車メーカーのダイハツがスポンサーとなり、番組タイトルは『DAIHATSU カウントダウン・ジャパン』に変わります。このように、スポンサーが変わるたびに番組が進化し続けました。

2024年には『三和シヤッター歌謡曲ベスト・テン』放送開始から50年を記念する特番が放送され、これまでのパーソナリティーたちのコメントも紹介される予定です。

番組の特徴

『JA全農 COUNTDOWN JAPAN』の魅力は、何といってもアイドル歌謡曲が上位にランキングされやすいことです。他のFMのランキング番組とは異なり、特にお若いリスナーからの支持を受けているのが特徴です。ランキングの発表に際しては、リスナーからのリクエストを元にした楽曲がフラッシュで紹介され、その後ゲストトークや新曲の紹介が行われます。

プレゼントやジングル

この番組では、かつてスポンサーだったコーセーの化粧品やDHCのスキンケア製品、現在は全国の農作物がプレゼントされています。また、各スポンサーに合わせたジングルも用意されており、リスナーに親しみやすさを提供しています。特に、近年のジングルは、その時々のパートナープレゼンターによって異なるテーマ曲が使用されています。

ネット局とリスナーへの影響

本番組は、全国38局ネットで放送されており、2020年からは「radiko」でも聴取可能となりました。また、特別企画として、音楽チャートに新たな才能をスポットライトする「COUNT ON JAPAN」というスピンオフ番組も展開されています。

『JA全農 COUNTDOWN JAPAN』は、邦楽の楽曲が好きなリスナーにとって、重要な音楽情報源であり続けているのです。

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