JT・リドル

ジョシュア・トラビス・リドル（Joshua Travis Riddle, 1991年10月12日 - ）は、アメリカ合衆国ケンタッキー州フランクリン郡フランクフォート出身の元プロ野球選手です。ポジションは遊撃手、外野手を務め、右投左打でした。

プロ入り前

2010年のMLBドラフトでボストン・レッドソックスから35巡目（全体1073位）で指名を受けましたが、契約せずにケンタッキー大学へ進学しました。

プロ入り後

2013年のMLBドラフトでマイアミ・マーリンズから13巡目（全体382位）で指名され、プロ入りを果たしました。A-級バタビア・マックドッグスでプロデビューし、2014年にはA級グリーンズボロ・グラスホッパーズでプレー。着実にステップアップしていきました。

2015年にはA+級、AA級、AAA級と3つの階級でプレーし、経験を積みました。オフにはアリゾナ・フォールリーグにも参加し、メサ・ソーラーソックスに所属しました。2016年もAA級とAAA級でプレーし、着実に実績を重ね、同年オフに40人枠入りを果たしました。

2017年、AAA級でシーズンを迎えたリドル選手に、メジャー昇格のチャンスが訪れます。レギュラー遊撃手のアデイニー・エチェバリア選手の故障者リスト入りに伴い、メジャー初昇格を果たしました。4月11日のブレーブス戦でメジャーデビューを飾り、翌日にはメジャー初安打を記録。さらに、4月16日のメッツ戦ではメジャー初本塁打をサヨナラで飾るという劇的なデビューを飾りました。エチェバリア選手の故障、そしてトレード以降は、先発出場も増えましたが、7月25日に故障者リスト入り。左肩の手術を受け、シーズンを終えることとなりました。

2020年はパイレーツと単年契約を結びましたが、シーズン終了後にFAとなりました。2021年にはツインズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加。メジャー契約を結びましたが、DFAとなり、マイナー契約でAAA級へ配属。シーズン終了後にFAとなりました。

2022年にはレッズとマイナー契約を結び、メジャー契約も果たしましたが、結果を残せずDFA、ウェイバー公示となりました。その後、メッツへトレードされ、傘下AAA級へ配属されましたが、シーズン終了後にFAとなっています。

2024年6月25日にアトランティックリーグのレキシントン・レジェンズと契約を結び、同年12月4日に現役引退を発表しました。

プレースタイル

遊撃手、外野手として、堅実な守備とシュアな打撃が持ち味でした。MLBでの出場経験も豊富で、チームに貢献できるユーティリティ性も兼ね備えていました。

背番号

39（2017年）
10（2018年 - 2019年）
15（2020年 - 2021年）
57（2022年）

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