K-BOOKS

K-BOOKSは、アニメ・ゲームファンにはお馴染みのホビーショップです。株式会社ケイ・ブックスが運営し、漫画、アニメグッズ、同人誌などを幅広く扱っています。

歴史

K-BOOKSのルーツは、1992年に豊島区巣鴨にオープンした漫画古書店「けんちゃんちのマンガ塾」に遡ります。この店の名前は、会長である大塚健氏に由来しており、K-BOOKSの「K」も「けんちゃん」の頭文字から取られています。1994年に有限会社ケイ・ブックスが設立され、同年には池袋への移転と同時に「ケイ・ブックス池袋店」と改名。以降、池袋地区を中心に店舗展開を進めてきました。1997年には株式会社化を果たしています。

店舗展開

2017年時点では、池袋に12店舗、秋葉原に2店舗、大阪なんばと名古屋駅西地区に各1店舗の計16店舗を構えていました。これらの店舗は、同じ建物内でも取扱商品やフロアによって別館として区別されています。名古屋地区では、2008年に開店した大須フロンティア館が2010年に閉店しましたが、2017年4月には名古屋フロンティア館として再進出を果たしました。

過去には、男性向けアニメグッズや成人向け同人誌の買取販売も行っていましたが、名古屋フロンティア館での規模縮小や、大阪なんばの店舗での取り扱い終了など、状況に応じて変化しています。大阪なんばの店舗では、開店当初は男性向け同人誌が中心でしたが、後に壱番館と弐番館に分かれ、壱番館では女性向けグッズ、弐番館では男性向け同人誌や一般向けコミックに力を入れていました。2009～2010年の店舗統合を経て、コミックスは壱番館1階、男性向け同人誌は4階で販売されるようになりました。

ポイントカード

K-BOOKSではポイントカードを導入しており、買い物で貯まったポイントは、次回の支払いに利用したり、グッズと交換したりすることができます。

エンターテインメントカフェ事業

K-BOOKSは、エンターテインメントカフェ事業部において、執事喫茶Swallowtailと洋菓子店Patisserie Swallowtailを池袋で運営しています。これらの店舗は、K-BOOKSの多角的な展開の一環として、ファンに特別な体験を提供しています。

現在の店舗

現在営業中の店舗は、以下の通りです。

池袋同人館
池袋アニメ＆アスリート館
池袋乙女館
池袋ヒストリア館
池袋セレクト館
池袋ライブ館
池袋シネマ館
コスプレ館
秋葉原本館
秋葉原MEN'S館
大阪なんば壱番館(女性向け)
名古屋フロンティア館(女性向け)

過去に存在した店舗

過去には、以下の店舗が存在しました。

メイドカフェ「Hand Maid Cafe L⇔R」(2009年閉店)
吉祥寺店（1998年5月10日時点で閉店）
渋谷店
大須フロンティア館（2008年～2010年）
DOLLS館(2011年閉店)
秋葉原コスプレ館(2012年閉店)
なんば弐番館(2016年閉店)
セレクト館(2017年閉店)
アイドル館(2017年閉店)
秋葉原新館(2017年閉店)

関連書籍

会長の大塚健氏による著書『難病で寝たきりでも「他力本願」で年間50億円稼ぐ!』(2012年、青志社)も出版されています。

K-BOOKSは、アニメ・ゲームファンにとって欠かせない存在として、これからも様々な商品やサービスを提供していくことでしょう。

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