K-mix FOOO NIGHT ピンソバとは
『K-mix FOOO NIGHT ピンソバ』は、
静岡エフエム放送(K-mix)で放送されていた、約3時間の生ワイドラジオ
番組です。
2017年4月に放送を開始し、2021年3月に惜しまれつつ終了しました。
番組は、K-mix本社1階のオープンスタジオ「view-st.」から公開
生放送されており、スタジオの様子はウェブサイトで静止画像として閲覧できました。radikoプレミアムのエリアフリー機能により、静岡県外のリスナーも多く、パーソナリティの
バカボン鬼塚は「ほぼ全国放送」と語っていました。
番組では、1週間を通して1つのメッセージテーマが設けられ、リスナーからのメッセージが多数紹介されました。メッセージテーマに関係のない「
ふつおた」も随時募集していました。また、
番組独自の用語や雰囲気を知らないリスナーからの質問も読まれることがあり、パーソナリティの鬼塚は「
番組の
ウィキペディアを見て!」とユーモラスに答えていました。楽曲のリクエストは受け付けておらず、
番組内で流れる洋楽は「洋楽の旧譜を中心に気持ちの良い曲」が選ばれていました。
番組リスナーは主に「バナナー」と呼ばれていました。これは、過去に出演していた
高橋茉奈が「ラジオネーム:バナナン」と言うべきところを「バナナネーム」と読み間違えたことがきっかけです。リスナーからバナナネームの命名を希望されることもあり、高橋が名付けていました。
パーソナリティ
番組のパーソナリティは、
バカボン鬼塚と川﨑玲奈でした。過去には
高橋茉奈も出演していました。鬼塚は
番組内では主に「おに氏」、川﨑は「ザキさん」や「ザッキー」と呼ばれていました。
バカボン鬼塚(
2017年4月3日 - 2021年
3月31日)
川﨑玲奈(
2019年4月1日 - 2021年
3月31日)
高橋茉奈(
2017年4月3日 -
2019年3月28日)
コーナー
番組には、様々なコーナーがありました。
ドレにしようか もう迷ネーズ(月曜日):エスエスケイフーズのドレッシングをテーマにしたミニコントやクイズを行うコーナー。
こんな私たちでよかったら(火曜日):パーソナリティ2人による人生相談コーナー。
ブレス浜松 Feel Our Breath(水曜日):地元のバレーボールチームの選手または監督を招き、インタビューするコーナー。
いぬじゅんの「ゐ」(木曜日):小説家の
いぬじゅんが提示するシチュエーションに沿った回答を大喜利形式で募集するコーナー。
そこの君、果物を答えにしてごらん?(木曜日):はままつフルーツパーク時之栖提供。果物が答えとなる問題をリスナーから募集するコーナー。
9時11分の奏(月曜日~水曜日):3日間共通のテーマ・アーティストに沿って鬼塚がセレクトした音楽を紹介するコーナー。
沖井のA面、バカボンのB面(木曜日):
TWEEDEESの沖井礼二と鬼塚がテーマに合った楽曲を紹介するコーナー。
9時38分のセレナーデ(月曜日):川﨑が毎回自身で設定したテーマのもとでセレクトした楽曲を紹介するコーナー。
玲奈の眠れ〜な(火曜日):川﨑が印象に残った楽曲の歌詞を解説し、最後に歌詞を朗読するコーナー。
* ホームタウンスケッチ(水曜日):川﨑が静岡県の様々な場所で記録した音を、解説とともに紹介するコーナー。
独自の用語
番組内では、リスナーに対し鬼塚が「鬼ネーム」、川﨑が「玲奈ネーム(ザキネーム)」をつけることが恒例となっていました。また、リスナーは「バナナー」と呼ばれていました。
イベント
番組では、公開
生放送やイベントも開催されました。リスナーとの交流を深め、
番組を盛り上げました。
終わりに
『K-mix FOOO NIGHT ピンソバ』は、リスナーとの距離が近い、温かい雰囲気のラジオ
番組でした。個性的なパーソナリティとコーナー、そしてリスナーとの一体感が、多くのファンを魅了しました。
番組は終了しましたが、その思い出はリスナーの心に深く刻まれています。