KAMIKAZE (プロレスラー)

KAMIKAZE（カミカゼ）

KAMIKAZE（本名：丸山 昭一）は、1971年11月1日生まれの日本のプロレスラーです。彼はレスリングの名門校である足利工業大学附属高等学校のレスリング部出身で、多くの挑戦を経て、プロレス界での地位を固めてきました。

経歴

KAMIKAZEは1992年10月28日にSPWFでプロレスデビュー。そのデビュー戦においては、新日本プロレスのジュニアタッグリーグ戦に参加しましたが、結果は振るわなかったものの、リングでの経験を得ることができたと感謝を述べています。1994年にSPWFを退団後、彼はフリーランスとして活動を続け、同年にレッスル夢ファクトリーに所属しました。ここでは1998年まで活動し、その後大日本プロレスに移籍。2002年まで在籍したのち、再びフリーとして活動を続けました。

彼はZERO-ONEに参戦し、テングカイザーというキャラクターで活動を開始。度々橋本真也とタッグを組むことが多く、その活躍ぶりは注目されていました。2005年からはZERO1-MAXに所属し、「アニキ」という通称で、若手選手からトップレスラーまで多くの選手に慕われる存在になりました。

2007年には、当時の横綱・佐藤耕平との因縁が勃発し、シングルマッチで対戦し敗北。その後、川畑輝鎮との試合では勝利を収め、再び名を挙げました。また、デビュー15周年記念試合でザ・グレート・サスケによって再びテングカイザーとして復帰し、新しいコスチュームで活動することになりました。

2014年にはZERO1の運営会社であるファースト・オン・ステージの副社長に就任し、大谷晋二郎と共にNWAインターコンチネンタルタッグ王座を獲得するなど、リング外でもその手腕を発揮しました。悪の副社長としての役割を担いながらも、大谷とのタッグを崩すことはなく、スムーズな運営を進めました。2018年6月にはZERO1から退団し、その後はフリーで活動を続けています。

リングネーム

KAMIKAZEはリング上でいくつかの異なる名前を使用してきました。その中には「テングカイザー」、「神風」、「アニキ」などがあり、それぞれが彼のプロレス人生を象徴する重要な名前です。

得意技

彼の主な得意技には、ムーンサルトプレスと神風ドライバーがあり、特にムーンサルトプレスは「ミスタームーンサルト」と呼ばれるほどの美しい技です。その他にもカミカゼトルネードやトラースキック、ニールキック、コブラツイストなど多彩な技を駆使して試合を展開します。

タイトル歴

KAMIKAZEは数々の栄冠を手にしてきました。大日本プロレスでは初代BJW認定ヘビー級王座やタッグ王座を獲得し、プロレスリングZERO1では世界ヘビー級王座やNWA UNヘビー級王座を手に入れています。その実績は、彼を日本プロレス界の重要な選手の一人にしています。

入場テーマ曲

KAMIKAZEの入場テーマは喜多郎の「自然の香り」で、彼の存在感を一層引き立てています。

KAMIKAZEは日本プロレス界での影響力を持ち続け、多くのファンから支持されている選手として、今後の活躍も期待されています。

もう一度検索