ファースト・オン・ステージ

ファースト・オン・ステージの概要

ファースト・オン・ステージは、プロレスや格闘技興行を運営している企業で、主にプロレスリングZERO1（以前はプロレスリングZERO1-MAX）を中心に活動しています。この団体は、プロレスリング・ノアと協力し、ディファカップなどのイベントを開催するなど、多岐にわたる興行を手掛けています。

歴史と発展

2006年8月にはキングスロードを吸収合併し、9月にはビッグマウス・ラウドを傘下に迎え入れました。10月にはZERO1-MAXとプロレスリングSUNの若手選手による「プロレスリングZERO-SUN」を運営し、プロレス界に新たな風を吹き込む取り組みを行いました。また、ハッスルの小・中規模大会の開催や、その大規模大会をドリームステージエンターテインメントと共催していたこともありますが、2007年4月には新たに設立されたハッスルエンターテインメントに運営が移管され、同社における補佐的な役割を担っています。

2011年にはハッスルMAN'Sワールドを事実上傘下に収め、2009年1月には団体名をプロレスリングZERO1へと改称しました。そして、2012年には横浜文化体育館で「横浜大花火」を開催し、以降は大花火シリーズや、2015年に刷新された超花火プロレスを運営するなど、プロレスイベントの多様化に努めました。

現在の運営状況

2016年10月1日、ZERO1の運営をドリームオンステージに移行しました。この際、中村祥之以外の選手・スタッフは同社に移籍しましたが、中村祥之はミャンマーの国技とされる格闘技「ラウェイ」のプロモーターライセンスを取得し、日本を中心にした興行を開始しました。さらに、元プロレス編集長の山口日昇が関わる女子総合格闘技イベント「SEI☆ZA」にも参加しています。

関与した主な興行

ファースト・オン・ステージは、多数の興行に関与しています。主なものとしては、プロレスリングZERO1、CHICK FIGHTS SUN、ハッスル、超花火プロレスが挙げられます。また、全日本女子プロレスの最終興行やプロレス・エキスポ、ブシロードレスリング、HappyHour!!、ブル中野引退興行なども関与しています。

歴代役員

同社における歴代役員は以下の通りです：

• - 代表取締役社長: 中村祥之
• - 取締役社長: 大谷晋二郎
• - 副社長: 丸山昭一
• - 副社長: 笹崎勝己

地域との関わり

ファースト・オン・ステージは、地域密着の姿勢を大切にしており、芝アスレチックコミッションとして芝商店街に広報活動拠点を設置しました。ここでは、チャリティー興行が開催されるなど、地域貢献にも力を入れています。2007年7月8日にはオープン記念として特別なグッズ販売も行われ、それ以来記者会見場としても利用されていますが、一般には閉まっていることが多くなっています。2010年には移転に伴い、この拠点は閉鎖されました。

ファースト・オン・ステージは、国内のプロレスや格闘技業界において多角的に活動する企業として重要な役割を果たしており、今後の動向にも注目が集まっています。

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