KANJANI∞ 20FES 〜前夜祭〜

KANJANI∞ 20FES 〜前夜祭〜 概要

関ジャニ∞のデビュー20周年を記念した前夜祭ライブ「KANJANI∞ 20FES 〜前夜祭〜」が、2023年9月9日に山梨県富士急ハイランドのコニファーフォレストで開催されました。このイベントは、約1年ぶりの野外ワンマンライブであり、デビュー18周年を祝った「18祭」以来の実に待ち望まれた公演です。ドームツアー「関ジャニ∞ ドームLIVE 18祭」からは8か月ぶりとなります。

このコニファーフォレストは、2021年リリースのアルバム『8BEAT』に関連した無観客のシークレットライブが行われた場所でもあり、2年の時を経て有観客ライブとしての凱旋を果たしたことになります。関ジャニ∞は2024年2月4日から「SUPER EIGHT|SUPER_EIGHT」に名称を変更するため、本公演が「関ジャニ∞」としてのラストライブとなりました。

公演の内容

本公演は「KANJANI∞ FESTIVAL SESSIONS 2023」の一環として実施され、2万人を動員しました。前半はフェスティバル形式のバンドスタイルで12曲、後半はエンターテインメント要素を強めた8曲、合計20曲が演奏されました。配信プラットフォームの『Johnny's net オンライン』を通じて生配信されたことも話題になりました。

会場では「BOY PARK」と呼ばれるエリアが設けられ、キッチンカーや飲食スペース、フォトスポット、グッズ販売ブースが並び、来場者を楽しませました。また、来場者に向けて、CDや映像作品の購入に応じてくじ引き券が配布され、特典として関ジャニ∞のキャラクターが描かれたシールを先着順で配布するなど、ファンへのサービスも充実していました。

セットリストと演出

セットリストは、先述の通り前半は主に「KANJANI∞ FESTIVAL SESSIONS 2023」での内容を引き継ぎ、様々な楽曲が披露されました。「生きてる僕ら」はライブ初披露となり、「Baby Baby」のバンドバージョンも約13年振りに行われ、ファンを驚かせました。前半に含まれる「ズッコケ男道」や「無責任ヒーロー」といったお馴染みの曲も盛り込まれ、観客は大いに盛り上がりました。

後半では、ダンスナンバーが中心に据えられ、トロッコやウォーターキャノンを使った演出がファンの心を掴みました。また、アンコールではメンバーが浴衣姿で「純情恋花火」を披露し、その際に花火が打ち上がるという特別な演出が施され、感動的な雰囲気が会場を包みました。

今後の展望

公演中、メンバーからは2024年にデビュー20周年を記念したアリーナ公演およびドーム公演が予定されていることが発表され、ファンの期待が高まっています。また、自身の新曲「アンスロポス」がアニメ『め組の大吾 救国のオレンジ』のオープニングテーマに起用されることも告知され、多くのファンの注目を浴びました。この様子は、後日リリースされる50thシングルの特典としても収録されることが予定されています。

まとめ

「KANJANI∞ 20FES 〜前夜祭〜」は、ただの記念ライブではなく、関ジャニ∞の多様な音楽スタイルやエンターテインメント性を披露し、ファンとの強い絆を再確認する素晴らしい機会となりました。今後の活動にも期待が寄せられ、彼らの成長を見守るファンにとって、特別な思い出が刻まれる公演となりました。

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