KENTA (プロレスラー)

KENTA（ケンタ）について

KENTA（ケンタ）は、1981年3月12日生まれの日本のプロレスラーで、本名は小林健太（こばやし けんた）。埼玉県草加市出身で、血液型はO型です。また、WWEでのリングネームはヒデオ・イタミ（Hideo Itami）としても知られています。彼はプロレス界において多くの業績を残し、今もなおその存在感を示しています。

来歴

デビュー以前

KENTAは修徳高校時代に野球に取り組みながら、遠藤光男が主催するエンドウズジムに入会しました。卒業に際し、プロレスラーになりたいという志を持って遠藤に相談したところ、彼が小橋建太に履歴書を送付し、オーディションへの参加を促されることとなります。このようにして、KENTAのプロレスの道が開かれました。

全日本プロレス

1999年、KENTAは全日本プロレスの初の一般公募オーディションに参加し、見事合格。2000年3月11日、後楽園ホールにてバトルロイヤルでプレ・デビューし、同年5月24日には本名の小林健太で正式デビューを果たしました。

プロレスリング・ノア

KENTAはプロレスリング・ノアに移籍し、初代付き人としての役割をこなしながら徐々に頭角を現します。彼は飛び技を得意としていましたが、他の印象的な力技を持つ選手がいたため、スタイルを変えてパワー強化を図ります。そして、2002年にはキックボクシングを取り入れたスタイルを確立し、リングネームをKENTAへ改名しました。

タッグチームの成功

KENTAは、丸藤正道とタッグを組むことにより「イケメンタッグ」として多くの支持を受けて成功を収めます。彼らは初代GHCジュニアヘビー級タッグ王座を獲得し、そのスタイルは多くのファンを魅了しました。特にKENTAは、独特のルックスとパフォーマンスで支持され、ジュニア戦線における重要な選手となりました。

GHC ジュニアヘビー級王者時代とROH参戦

2005年にGHCジュニアヘビー級王座を奪取したKENTAは、その後数々の防衛戦を行い。特に、丸藤との激闘が高く評価されるなど、ファンとメディアからの注目を集めました。また、アメリカのROHと提携し、国際的な舞台でも活躍しました。

WWEでのキャリア

2014年にWWEと契約し、ヒデオ・イタミ名義でNXTに登場。彼の活躍は多くのファンを魅了し、特に「go 2 sleep」というフィニッシュホールドが有名です。彼はバトルロイヤルへの参加やタイトルマッチにも出場し、確固たる地位を築きましたが、怪我に悩まされる時期もありました。

新日本プロレスでの挑戦

2019年、KENTAは新日本プロレスに参加し、BULLET CLUBに合流。彼の新たな挑戦は多くのファンの注目を浴びました。特に、NEVER無差別級王座を獲得した際は、彼の実力を証明する出来事となりました。また、新日本での活躍により、再び多くの支持を受けることとなりました。

人物像と考え方

KENTAは、ストレートな性格でありながらも、相手を小ばかにするような動作を見せることもあるレスラーです。また、見た目の良さも手伝って、女性ファンの支持も多く得ていました。彼の成長過程における人間関係やトレーニングの重要性は、彼を支える大きな要素であったと言えます。

結論

KENTAは、プロレスリング・ノアからWWE、そして新日本プロレスに至るまで、多彩なキャリアを展開してきた実力派レスラーです。今後の彼の動向にも注目が集まる中で、さらなる進化を期待したいと思います。

もう一度検索