KUROBEアクアフェアリーズ富山

KUROBEアクアフェアリーズ富山

KUROBEアクアフェアリーズ富山（くろべ アクアフェアリーズ とやま）は、富山県黒部市を本拠地とする女子バレーボールクラブチームです。2025-26シーズンからはSVリーグに所属し、JVA（日本バレーボール協会）では「KUROBEアクアフェアリーズ」として知られています。

チームの概要

このチームは、1998年3月に第55回国民体育大会（富山国体）の強化チームとして設立されて以来、地域密着で活動を続けてきました。「アクアフェアリーズ」というチーム名は、黒部の名水にちなんだ「水の妖精たち」を表現しています。また、チームマスコットの名前は「アキュ」で、性別は不明ながら多くのファンに親しまれています。

localでは複数のスポンサーからの支援を受けており、選手やスタッフはオフィシャルスポンサー企業に雇われ、基本的に午前中は企業で勤務し、午後からバレーボールに取り組むという体制をとっています。

主な練習場は黒部市総合体育センターであり、ホームゲームはここに加えて、ありそドームやYKK体育館、富山県西部体育センターなどでも開催されます。また、個人向けファンクラブや協賛企業向けのパートナークラブも設立され、地域の支持を受けながら運営が行われています。

歴史の中での成長

チームは設立初年度に全国実業団優勝大会での優勝を果たし、1999年にはV1リーグへ参入しました。しかし初参加のシーズンでは最下位となるも、入替戦を勝ち抜き残留を果たしました。

2000年代には数々の試練を経ながらも、チームは着実に成長しました。2003/04シーズンにはV1リーグで初優勝を達成しましたが、翌年の昇格には至りませんでした。

2010年代と新たな挑戦

2010年代に入ると、チームはリーグ内での成績を向上させ、再びVリーグ昇格を目指しました。2017年には一般社団法人を設立し、新たなリーグへの参入準備を進めるなど、組織としての強化が図られました。

また、2018年には初のファン感謝祭を開催し、地域との結びつきを深めるイベントも行いました。以降は選手やスタッフの入れ替えを伴いながらもチームの枠を広げ、成長を続けています。

現在と未来に向けて

2022-23シーズンには成績を上げつつ復活を遂げ、2024年には新リーグの参加を目指しています。チームのファン層も着実に拡大しており、黒部市内に新たなトレーニング施設も開設されました。

KUROBEアクアフェアリーズは、地域の支援を力に変えながら、さらなる飛躍を目指して邁進しています。これからも地元・富山県黒部市の象徴であり続けることを目指し、選手たちは日々練習に励んでいます。

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