『Keep On Smiling』
『Keep On Smiling』は、JFN系列のラジオ局で放送されていた番組で、
エフエム大阪が制作を担当していました。この番組はアクテリオン ファーマシューティカルズ ジャパンの一社提供によって
2010年4月4日から
2018年9月30日まで放送されていました。番組の形式はゲストを迎えたトークを中心に進行し、音楽は重要な要素として位置づけられていました。
番組の特徴
本番組では、様々なゲストを招いての対話や楽曲紹介が行われ、リスナーを楽しませました。番組DJの山寺宏一は、その多才さを活かして映画の名シーンを音声で再現するコーナーや、詩を朗読するコーナーも担当しました。特に、彼の演技力を生かした一人芝居や、ジョークを披露する「笑's Show」などは多くのリスナーに愛されました。
また、番組のタイトルには若干の表記の揺れがあり、
エフエム大阪の公式サイト内では「Keep On Smiling」と「Keep on Smiling」という2種の表記が混在していました。番組は初めのうちは
古澤巌がDJを務めており、その際は「
古澤巌のKeep on Smiling」として始まりましたが、2011年からは山寺が後任としてDJを担当しました。
アクティビティとコーナー
番組がスタートした当初から、特に小学生を対象にした「あったらいいな!こんな薬 絵はがきコンクール」や「きみはどんなくすりがほしいかな? 絵はがきデザインコンテスト」を年に一回開催し、子供たちの創造力を引き出す活動を行っていました。加えて、2016年からは音楽を通じた才能発掘のための「小さな音楽会コンクール」も年に一度開催され、参加者たちが演奏する様子が番組内で紹介されました。
コーナーの詳細
- - Songs Museum: 山寺宏一が世界的な名曲を日本語訳し、背景やエピソードも交えた朗読を行います。
- - Smile Note: 世界中の笑顔につながる話題を取り上げ、リスナーを元気づけるコーナーです。
- - 笑's Show: DJの山寺が独自に創作した小話やジョークで笑いを提供します。
- - 小さな音楽会: 小学生の合唱や演奏を紹介するコーナーで、音楽界における若手の育成に寄与しています。
番組の歴史
『Keep On Smiling』は、
2010年に
エフエム大阪を皮切りに、エフエム
北海道、
エフエム仙台、
広島エフエム放送、
エフエム福岡の5局でスタートしました。その後、
エフエム沖縄を加え、さらに多くの局とネットワークを広げていきました。特に、東京のJFN38局フルネットへと発展したことは、この番組の成功を象徴しています。
東日本大震災が起きた2011年には、番組内容の一時変更がありましたが、その後も続けられました。
2018年9月30日には、8年半にわたる放送が終了しましたが、その間に愛された多くのコーナーや活動は、リスナーにとって忘れがたい思い出となっています。