L (DEATH NOTE)

L（エル）とは

Lは、漫画『DEATH NOTE|DEATH_NOTE』に登場する、世界的に有名な名探偵です。その卓越した推理力で、数々の難事件を解決に導いてきました。本名はエル＝ローライト（L Lawliet）といい、本編では「竜崎」という偽名も使用します。

プロフィール

生年月日: 1979年10月31日（アニメ版では1982年）
命日: 2004年11月5日（アニメ版では2007年、実写映画版では2006年7月30日）
身長: 179cm（推定）
体重: 50kg（推定）
血液型: 不明
性格: 負けず嫌い
好きなもの: 甘い物
嫌いなもの: 靴下（常に裸足で過ごす）
学歴: 東応大学の大学生（流河旱樹名義）
国籍: イギリス（イングランド）
語学能力: 日本語、中国語、英語、ドイツ語、フランス語、ロシア語に堪能

人物像

Lは、世界中の警察が頼る「影のトップ」「最後の切り札」と呼ばれる存在です。その推理力は天才的で、発想力と大胆な行動力を持ち合わせています。作中では、Lと並び「世界三大探偵」と称されるドヌーヴ、エラルド＝コイルも同一人物であるとされています。幼少の頃から頭脳明晰で、当時普及していなかったパソコンを使い、莫大な資金を築き上げました。また、腕力も強く、格闘技のカポエイラを習得しています。

Lは、自分の興味のある事件にしか関わらず、正義に対するこだわりも特にありません。探偵業は遊びの延長で、謎解きを楽しむような感覚で取り組んでいます。キラ事件では、正体を隠すために「竜崎」と名乗り、東応大学に潜入して夜神月に接触しました。一見、安楽椅子探偵のように見えますが、実際には非常に活動的で、自ら捜査を行い、容疑者の確保まで手配します。

容姿と性格

Lは、痩せ形で目の下に隈があり、黒髪で眉が隠れるほど長く、パーマがかかっているのが特徴です。服装は常に白い長袖シャツにジーンズ。他人には常に敬語で接しますが、猫背気味で親指の爪を噛む癖があります。膝を抱えた独特な座り方をし、「この姿勢でないと推理力が40%落ちる」と言っています。極度の甘党で、常に甘いお菓子を食べています。

Lは、「幼稚で負けず嫌い」と自称し、些細なことでも負けを嫌い、徹底的に追求します。時には、盗撮や盗聴などの犯罪行為も厭わないため、捜査員と衝突することもあります。しかし、その徹底したやり方が、多くの事件を解決に導いてきました。

主な事件

ウィンチェスター爆弾魔事件: 推定年齢7〜8歳のLがワタリと出会った事件。
欧州バイオテロ事件: Lがエラルド・コイル、ドヌーヴという二つの探偵コードを勝ち取った事件。
ロサンゼルスBB連続殺人事件: Lが南空ナオミと共に解決した事件。この事件がきっかけで「竜崎」という探偵コードを使用。
偽NPO「クリエラの月」: 難民救済団体を隠れ蓑にした武器ブローカー事件。組織壊滅を指揮。
Lブランド事件: Lの捜査データを基にした罠を売りつけようとするアロイス・ベイトソンとの戦い。
キラ事件: デスノートを使う殺人鬼キラとの頭脳戦。作中でLが最も関わった事件で、最終的に死神によって命を落とします。
人類削減計画: 実写映画版に登場する、新種ウイルスによるテロ事件。Lが解決後に死亡。

死

キラ事件の最中、Lはミサが死神の目を持つことを考慮した死神レムによって、ワタリと共にデスノートに名前を書かれて死亡します。死の直前、夜神月の笑みを見て、自身の推測が正しかったことを確信します。Lの死は隠蔽されましたが、自身のパソコンには、死を知らせるプログラムを仕込んでおり、後継者たちに後を託しました。

メディア展開

Lは、漫画、アニメ、実写映画、ドラマ、ミュージカルなど、さまざまなメディアで描かれています。各メディアで、異なる設定や展開が見られます。

実写映画版: Lはインターポールから派遣された人物として描かれ、原作よりも人間的な側面を見せます。
L change the WorLd: 映画オリジナルのストーリーで、Lが死の直前に関わった最後の事件が描かれています。
Light up the NEW world: ニアをワイミーズハウスに預けた後、Lの遺伝子から生まれた新井正幸に「デスノートのような全能な物があったとしても悪の手を使って悪を倒してはいけない」と語る。
テレビドラマ版: Lは「天才探偵」として描かれ、原作とは異なる設定や展開が盛り込まれています。

Lの後継者

Lの死後、彼の遺志を継ぐ後継者が登場します。ワイミーズハウスで育ったニア、メロ、マットなどがその候補です。また、映画版にはLの遺伝子から誕生した竜崎が登場します。

スピンオフ・パロディ

Lは多くのスピンオフ作品やパロディに登場し、その人気を証明しています。

Lは、その天才的な推理力と独特なキャラクターで、多くのファンを魅了し続けています。その存在は、デスノートの世界観を語る上で欠かせないものとなっています。

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