L-04D

L-04D モバイルWi-Fiルーター

L-04Dは、LGエレクトロニクスが製造し、NTTドコモから発売されたモバイルWi-Fiルーターです。ドコモの高速通信サービスであるXi（クロッシィ）、つまりLTEに対応しており、外出先でも快適なインターネット接続を実現します。

概要

L-04Dは、前機種であるL-09Cの後継モデルとして登場しました。国際ローミング（WORLD WING）に対応しており、3G回線やHSDPA/HSUPAを利用した海外での通信も可能です。無線LAN接続は最大10台まで対応しており、スマートフォン、タブレット、パソコンなど、複数の機器を同時にインターネット接続できます。バッテリー容量は1650mAhで、外出先でも安心して利用できます。

L-09Cと比較して、L-04Dは大幅な小型化、薄型化、軽量化が図られています。カラーバリエーションはレッドとホワイトの2色で、前面はディスプレイがある上半分が黒色のツートーンカラーとなっています。デザイン性と機能性を兼ね備えたモデルです。

ディスプレイと操作性

前面に搭載された約1.2インチの有機ELディスプレイには、電池残量、電波状態、無線LAN接続機器数など、基本的な情報が表示されます。さらに、当月のデータ使用量をグラフで表示し、設定したデータ使用量までの残り使用可能量をひと目で確認できるのが特徴です。これにより、データ使用量の超過を防ぎ、安心してインターネットを利用できます。

本体には簡単なボタン操作で電源のオン/オフや省電力設定が可能で、使いやすさも考慮されています。WPSに対応しているため、対応機器との無線LAN接続もスムーズに行えます。

その他の機能

L-04Dには、以下の様な高度な機能も搭載されています。

SPIパケットフィルタリング
フレッツIPv6サービス対応
VPN(PPTP)機能
静的IPマスカレード
DMZアドレス設定
DHCPサーバー/クライアント機能
UPnP（ユニバーサルプラグアンドプレイ）対応
ダイナミックDNS
MACアドレス制限

無線LAN規格は、WAN側でIEEE802.11n、IEEE802.11g、IEEE802.11bに対応しており、幅広い機器との接続が可能です。

歴史

2012年6月14日 - L-04Dが発売開始。

不具合とアップデート

2013年8月6日 - ソフトウェアアップデートが実施され、データ通信量表示が正しく表示されない不具合が修正されました。このアップデートにより、ファームウェアバージョンはV10aからV10bに変更されました。

関連項目

L-03D
Long Term Evolution（LTE）
Xi（クロッシィ）

脚注

[参考資料や出典元を記載]

外部リンク

小さくても超高速通信 スリム&スタイリッシュ Wi-Fiルーター L-04D
L-04D|製品|NTTドコモ

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