L-05E

ドコモ スマートフォン Optimus it L-05E

ドコモ スマートフォン Optimus it L-05E（通称：L-05E）は、韓国のLGエレクトロニクスが開発した、NTTドコモの第3.9世代移動通信システム（Xi）と第3世代移動通信システム（FOMA）に対応したデュアルモード端末です。これはドコモ スマートフォン（第2期）に位置づけられる機種であり、先代のL-05Dの後継機種としてリリースされました。

機能と特長

Optimus it L-05Eは、性能面でL-04Eのスペックを踏襲しつつ、いくつかの向上点が存在します。特筆すべきは、バッテリーが取り外し可能になったことで、容量は2100mAhと設定されています。さらに、日本国内でのOptimusシリーズの中では初めて「おくだけ充電」に対応した機種でもあります。ただし、バッテリー単体での充電は対応していないため、同シリーズのL-02E用のバッテリーチャージャーを購入すれば、間接的にバッテリーの充電が可能です。

L-05Eは、ディスプレイに「Zerogap Touch」という新技術を採用しています。これにより、ガラス面とタッチセンサーが一体化され、超高感度のタッチ操作が実現されました。さらに、2.5D Glassの採用により液晶がガラス面に近づき、透明度の高い映像表示が可能です。

ワンセグ機能についても、L-05Dでは視聴のみでしたが、L-05Eでは録画機能も搭載されています。ただし、フルセグ放送には対応していない点に注意が必要です。

開発と発売の経緯

この端末は、2013年5月15日にNTTドコモから公式に発表され、同年6月15日から予約受付が開始されました。そして、6月22日に発売が行われ、多くのユーザーに受け入れられました。

アップデート情報

L-05Eは継続的にソフトウェアアップデートが行われており、2014年2月26日にはスリープモードから復帰時のフリーズ問題が修正されたほか、「伝言メモ」機能の出力先をスピーカーから受話口へと変更されました。また、2015年4月17日には、メニューキーを押下した際に一部のGoogle提供アプリが強制終了する問題が改善されるアップデートが行われています。

関連情報

この端末は、LGエレクトロニクスのOptimusシリーズに含まれており、その中で特にデザイン性と機能性が高く評価されています。また、向井理がイメージキャラクターとして起用されており、プロモーションにも力を入れていました。

まとめ

Optimus it L-05Eは、LGエレクトロニクスが誇る高機能を搭載したスマートフォンであり、使いやすさと先進的な技術が融合したデバイスです。特化したタッチセンサー技術や、利便性の高いバッテリー機能を備えることで、多くのユーザーに支持されています。これにより、日常生活においても非常に便利なツールとして活用できることでしょう。

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