LEX PRO

LEX PRO：競走馬の共同所有を可能にするシステム

LEX PROは、株式会社レックスが提供する競走馬の共同所有システム（オーナーズクラブ）です。名称のPROはPartnership of Racehorse Ownersの略称で、メディアによっては「レックスオーナーズクラブ」と呼ばれることもあります。

システム概要

LEX PROでは、中央競馬または地方競馬の馬主登録を持つ個人を対象に、競走馬の所有権を分割して販売しています。中央競馬では1/10、地方競馬では1/20という分割単位で、満口になるまでは複数口の申込みが可能です。

募集される競走馬は、岡田牧雄氏（岡田スタッド代表）、錦岡牧場、吉田勝己氏（ノーザンファーム代表）、吉田千津氏（社台ファーム代表吉田照哉氏の夫人）といった、日本の競馬界を代表する生産者らが共有代表馬主となり、その名義で競走に出走します。地方競馬においては、株式会社レックス名義での出走もあります。

個人で競走馬を所有していない場合でも、LEX PROで一口以上保有することで、馬主登録を維持できます。これは、競馬への継続的な関与を希望する者にとって大きなメリットと言えるでしょう。

活躍馬

LEX PROでは、これまで数々の活躍馬を輩出しており、その中にはGI級競走を制した馬も含まれています。代表的な所有馬を以下に示します。

岡田牧雄氏名義

スノードラゴン (2014年 スプリンターズステークス優勝)
リッカルド (2016年 エルムステークス優勝)
シンキングダンサー (2017年 東京ジャンプステークス優勝)
ライジングリーズン (2017年 フェアリーステークス優勝)
ローズプリンスダム (2018年 レパードステークス優勝)
ブローザホーン (2024年 日経新春杯、宝塚記念優勝)

吉田千津氏名義

クイーンズリング (2015年 フィリーズレビュー、2016年 府中牝馬ステークス、エリザベス女王杯優勝)
ダンシングプリンス (2021年 カペラステークス、2022年リヤドダートスプリント、2022年 JBCスプリント優勝)

吉田勝己氏名義

セイクリッドバレー (2011年 新潟大賞典優勝)
ゴールドドリーム (2016年 ユニコーンステークス、2017年 フェブラリーステークス、チャンピオンズカップ、2018年 かしわ記念、帝王賞、2019年 かしわ記念優勝)

これらの実績は、LEX PROが競走馬の育成・管理において高いレベルの専門性を有していることを示しています。

まとめ

LEX PROは、著名な生産者との連携、高い競走馬育成力、そして馬主登録維持の利便性という三つの強みを備えた、魅力的な一口馬主システムです。競馬への参加を検討している方にとって、優れた選択肢となるでしょう。LEX PROを通じて、競走馬の所有という特別な体験をしてみてはいかがでしょうか。

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