LIBIDO

LIBIDO（リビドー）は、かつて有限会社キューティーリソースが展開していたアダルト[[ゲーム]]ブランドです。1993年に3DダンジョンRPG『Shinc』でデビューし、1990年代後半には中堅メーカーとして一定の地位を確立しました。

特徴的な作風

LIBIDO作品の大きな特徴は、原画担当のJOY RIDE氏による、柔らかく肉感的な「LIBIDO塗り」と呼ばれる画風です。また、作品によってはスカトロ表現が含まれることも特徴の一つとして挙げられます。

スター・システムを採用しており、『Libido7』に登場した人物が他の作品にも登場することがありました。シリーズ作品も多数制作されたため、完全にキャラクターが異なるオリジナル作品は、全24作品中11作品にとどまります（LIBIブランドを含む）。

公式サイトには、閲覧者が成人であることを確認するためのテストが掲載されていましたが、実際には性的な知識があれば解答できる内容でした。

歴史

1994年に発売された『Libido7』は、全編性的シーンで構成されており、当時としては非常にインパクトのある内容で注目を集めました。その後、『放課後恋愛クラブ -恋のエチュード-』『放課後マニア倶楽部 -濃いの欲しいの-』などの作品をリリースし、人気を博しました。

1997年には、『Shinc』のリメイク版である『Rhythm 恋の律動 〜Shinc Renewal〜』を発売しています。

しかし、2000年代に入ると衰退し、2001年頃には内部告発がきっかけで労働基準監督署の監査を受けました。2005年に『花々の想ひ…』を最後にブランドとしては解散しました。

2007年には、LIBIブランドで『Babydoll』をリリースしましたが、その後再び活動を停止しました。現在、キューティーリソースは版権管理などを中心に活動しています。

JOY RIDE氏は、LIBIDO解散後、仙台市内で新ブランドUNDEADを立ち上げましたが、後に休止し、現在は同人作家として活動しています。

主な作品

☆Libido7シリーズ
○放課後シリーズ
●TEENSシリーズ

※★マークのソフトはスターシステムにより、Libido7のキャラクターが外見同一の別キャラクターとして登場するもの

1993年 - Shinc
1994年 - ☆Libido7
1995年 - ☆なる麻雀
1996年 - ☆Libido7 IMPACT
1996年 - 女の子の仕組み
1996年 - ○放課後恋愛クラブ -恋のエチュード-
1997年 - ○恋のアンサンブル
1997年 - ○放課後マニア倶楽部 -濃いの欲しいの-
1997年 - Rhythm 恋の律動 〜Shinc Renewal〜
1998年 - ○ART WORKS 放課後ファンくらぶ
1998年 - ●Fifteen 〜すくうるがあるずデジタル読本〜
1998年 - ○放課後Xmasパック
1999年 - ★Girl Friends
1999年 - ★恋愛組曲
2000年 - ★Pinup Girls
2000年 - Cherry boy Innocent girl
2001年 - 速攻非核地雷サークル
2001年 - ●Petit teens 〜純粋少女フェティシズム〜
2001年 - ●Mini teens-絶対ヒミツ!女の子カウンセリング-
2002年 - monologue
2003年 - ☆Libido7 DVD
2003年 - ○Casual Romance Club（放課後恋愛クラブの英語版）
2005年 - 花々の想ひ…
* 2007年 - Babydoll（LIBIブランド）

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