LIVE HISTORY 2000〜2015

『LIVE HISTORY 2000～2015』は、日本のロックミュージシャン、矢沢永吉が2016年7月27日に発表したライブアルバムです。このアルバムは、2000年から2015年までの15年間（2001年を除く）にわたるライブパフォーマンスの音源を収録しており、彼の長きにわたる音楽活動の軌跡を辿ることができます。

矢沢永吉にとって、このアルバムは、2002年3月30日発売の『CONCERT TOUR"Z"2001』以来、約14年ぶりとなるライブアルバムです。また、複数年のライブ音源を収録したアルバムとしては、2000年3月29日発売の『LIVE DECADE 1990～1999』以来、16年ぶりとなります。ファンにとっては待望のリリースであり、彼のライブの熱狂を再び体験できる貴重な機会となりました。

2018年3月には、矢沢永吉本人の意向により、本作の再ミックスが実施されました。これは、より良い音質でファンに届けたいという彼の強い思いから実現したものです。再ミックス盤は、以降の出荷分から切り替えられただけでなく、既に本作を購入済みのファンに対しては、無償で再ミックス盤との交換が受け付けられました。この対応は、彼のファンを大切にする姿勢を示すものとして、多くのファンから支持を集めました。

アルバムは2枚組で構成されており、DISC.1とDISC.2にそれぞれ多くの楽曲が収録されています。収録曲は以下の通りです。

DISC.1

1. ラヴ・ファイター
作詞：加藤ひさし
2. BELIEVE IN ME
作詞：ちあき哲也
3. DON'T WANNA STOP
作詞：西岡恭蔵
4. 夏のフォトグラフ
作詞：西岡恭蔵
5. サブウェイ特急
作詞：松本隆
6. バーボン人生
作詞：西岡恭蔵
7. 居場所
作詞：加藤ひさし
8. ROCKIN' MY HEART
作詞・作曲：John McFee
9. ひき潮
作詞：山川啓介
10. Sorry...
作詞：山川啓介
11. WITHOUT YOU
作詞：ちあき哲也
12. JAMMIN' ALL NIGHT
作詞：小鹿涼
13. 棕櫚の影に
作詞：西岡恭蔵
14. もうひとりの俺
作詞：青山一
15. シーサイド#9001
作詞：ちあき哲也
16. 銀のネックレス
作詞：松本隆

DISC.2

1. "カサノバと囁いて"
作詞：大津あきら
2. 東京
作詞：松井五郎
3. A DAY
作詞：西岡恭蔵
4. ミスター・ギブソン
作詞：大倉洋一
5. コバルトの空
作詞：せきけんじ
6. フォーチュン・テイラー
作詞：加藤ひさし
7. SO LONG
作詞：西岡恭蔵
8. THE TRUTH
作詞：加藤ひさし
9. カモン・ベイビー
作詞：矢沢永吉
10. ロックンロール・ドラッグ
作詞：加藤ひさし
11. 未来をかさねて
作詞：加藤ひさし
12. ハートなんてクソくらえ
作詞：ちあき哲也
13. 苦い雨
作詞：西岡恭蔵
14. FLESH AND BLOOD
作詞：売野雅勇
15. SEPTEMBER MOON
作詞：ちあき哲也
16. 終わりじゃないぜ
作詞：大津あきら

これらの楽曲は、矢沢永吉の代表曲として知られるものも多く、彼のライブパフォーマンスの魅力を存分に味わうことができます。また、様々な作詞家による多様な視点の歌詞も、彼の音楽の深みを引き立てています。

このアルバムは、矢沢永吉のファンだけでなく、彼の音楽に触れるすべての人にとって、貴重な作品と言えるでしょう。

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