Live Tour 2003 上弦の月 〜最終章〜

『Live Tour 2003 上弦の月 〜最終章〜』

『Live Tour 2003 上弦の月 〜最終章〜』は、2003年9月18日にリリースされたGacktのライブビデオで、日本クラウンから発売されました。この作品は、2003年に開催された『Gackt Live Tour 2003 上弦の月』の最終公演である横浜アリーナでの内容を収めています。このツアーは全8か所で行われ、全体で13公演に及ぶものでした。

概要

このライブ映像は、全盛期を迎えようとしていたGacktのパフォーマンスを楽しむことができる貴重な記録です。特に、トーク部分はカットされており、純粋にパフォーマンスと楽曲を楽しむことができる構成になっています。また、2002年の『Gackt Live Tour 2002 下弦の月』に引き続く形で企画され、3rdアルバム『MOON』からの楽曲を中心に演奏が行われました。前ツアーの代表曲が再度披露されている中で、唯一「death wish」が除外されたのが特徴的です。

このライブには、特典映像も含まれており、1つ目はGackt自身の誕生日を祝うセクション、2つ目はファンからのメッセージが収められています。最後には、Gacktからの感謝のメッセージも映され、ファンとのつながりを大切にしていることが伝わってきます。

収録楽曲

収録曲は多岐にわたり、以下のような流れで構成されています。

• - Noah: MOON Projectの説明がなされ、観客を引き込むオープニング。
• - Speed Master: スモーク演出が加わり、前回よりキーが半音下げられて新たなアレンジが施されています。
• - Lu:na: ダンサーも参加することで、視覚的にも楽しめるパフォーマンスが展開されます。
• - Fragrance、rain: ダンサーの協力により、よりダイナミックな演出が行われます。
• - Solitude ～regret～: これまで未発表の楽曲が登場し、観客の度肝を抜きます。
• - 君が待っているから: 初映像化され、その演奏に期待がかかります。
• - Doomsday: 前回のツアーと同じキーで安心感を与えます。
• - 月の詩 ～TSUKI no UTA～: ツアーでの初披露が実現し、ロマンティックな雰囲気が漂います。

さらに、サポートメンバーのソロ演奏なくコール＆レスポンスが行われる楽曲や、ライブでの初披露が続きます。特に、君が追いかけた夢やmemoriesは、ファンにとって大きな意味を持つ曲として注目されるでしょう。

最後のパフォーマンス

このライブの締めくくりには、オレンジの太陽が待っています。この曲では映画『MOON CHILD』で共演した仲間たちが登場し、特別な演出が施されています。HYDEのパートを別のアーティストが歌い上げるなど、サプライズ要素が詰まったフィナーレとなっています。

全体的に、『Live Tour 2003 上弦の月 〜最終章〜』は、Gacktの音楽とパフォーマンスの真髄を体験できる映像作品であり、彼の音楽ファンにとって見逃せない内容が詰まっています。

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