M-1グランプリ2021

M-1グランプリ2021

「M-1グランプリ2021」は、吉本興業と朝日放送テレビ（ABCテレビ）が主催する漫才コンテストの第17回大会で、2021年12月19日に決勝が行われました。大会のテーマは「人生、変えてくれ」。

大会概要

2021年大会には、プロやアマチュアを含む6017組がエントリーし、エントリー数は歴史的な6000組を突破しました。赤系のロゴは、「コロナ禍から前に進もう」というメッセージが込められています。決勝進出を果たしたコンビは、もも、真空ジェシカ、モグライダー、オズワルド、ランジャタイ、インディアンス、ゆにばーす、錦鯉、ロングコートダディの9組と、敗者復活戦を勝ち上がったハライチを含む10組でした。

審査員には、オール巨人、富澤たけし、塙宣之、立川志らく、中川家・礼二、松本人志、上沼恵美子の7名が揃い、今田耕司と上戸彩が司会を務めました。また、決勝戦では、審査員席をアクリルボードで隔てることで音の問題も発生しましたが、工夫を凝らすことで対策が取られました。

予選の流れ

大会は準備段階から始まり、7月1日に開催決定が発表され、7月3日よりエントリー受付が開始されました。エントリー締切は8月31日、以降、数回の予選を経て、12月2日に準決勝が行われました。準々決勝を勝ち上がった25組に加えて、GYAOワイルドカード枠の滝音が出場し、26組が準決勝に進出しました。

強烈なコンビの登場

特に、前年の「おいでやすこが」の活躍を受けて、ピン芸人たちのコラボユニットが注目を集めました。例えば、コウメマイルド組やヒコロヒーとみなみかわのコンビも準々決勝に進出し、注目を集めました。特に、ヨネダ2000は独特なスタイルで準決勝に進出し、女性コンビとしての快挙を達成しました。

決勝戦

決勝戦は、14時55分に開始され、観客と共に盛り上がる中、各コンビがそれぞれの個性を競い合いました。各組は、オリジナリティと技術で高点数を叩き出し、最終的に錦鯉が大会を制しました。彼らは40代以上のファイナリストとしても話題を呼びました。また、オズワルドとインディアンスも健闘し、それぞれ2位と3位を獲得しました。

結果と意義

今大会は、多くの新しい血が混ざり合い、若手芸人たちがしのぎを削る激戦となりました。錦鯉の勝利は、吉本興業以外の芸人が優勝したことで、大きな注目を集めています。大会を通じて多くの笑いが生まれ、観客たちにとって感動的な時間となりました。

「M-1グランプリ2021」は、漫才界に新たな風を吹き込み、多くの才能を輩出した記念すべき大会となりました。

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