みなみかわ

みなみかわのプロフィールと経歴

みなみかわ（本名：南川聡史）は1982年9月28日生まれの日本の男性お笑いタレント、総合格闘家、YouTuberで、合同会社ナンセに所属しています。「ピーマンズスタンダード」の元メンバーとして知られています。

幼少期から学生時代

幼少期には『ダウンタウンのごっつええ感じ』にハマり、中学生の時には姉の影響で『すんげー!Best10』に夢中になっていました。しかし、高校ではアメフト部に参加し、体育会系の環境に身を置くことでお笑いから離れ、大学では警察官を目指そうとしていました。大学生活では孤立を感じつつも、『M-1グランプリ』の出現を受けてお笑いの魅力を再認識し、松竹芸能タレントスクール大阪校に入学しました。

芸人としてのキャリアの始まり

松竹芸能の養成所では作家志望だったものの、実際にはピン芸人としてデビューしました。一度はライブ活動を中止しましたが、同じく悩んでいた吉田寛と共にコンビ「ピーマンズスタンダード」を結成、2005年には本格的に活動を開始します。

活動の転機とブレイク

相方の病気を契機に急遽作成したピンネタが注目を集め、2008年にはR-1ぐらんぷりの準決勝に進出するなど、少しずつブレイクの兆しを見せます。その後、『あらびき団』や『エンタの神様』に出演するようになり、広く認知されるようになりましたが、2009年に松竹の劇場が閉鎖されたことから上京。上京後はコンビ仲の悪化も影響し、様々な格闘技の習得に励みました。

ソロ活動のスタート

2019年には「ピーマンズスタンダード」を解散し、みなみかわとしてソロ活動を開始しました。自身のYouTubeチャンネルでは、ヒコロヒーとの共同企画を通じて事務所の批判を展開し、腐り芸として注目を浴びました。その後、各種バラエティ番組への出演が増え、活動を広げていきます。2024年6月1日には合同会社ナンセへの所属が発表されました。

人物像

みなみかわは「松竹を破壊する」と公言するフィクサーとも称され、特徴的な冷めた目力が特徴です。大阪出身で趣味にはシステマや映画鑑賞があり、格闘技を習得するために様々な武道に取り組んでいます。お笑いタレントとしての才能だけではなく、企画力にも優れていますが、周囲との摩擦を生じることもあります。

家族とプライベート

みなみかわの妻である雅代さんは合同会社ナンセの代表で、元販売店員です。彼女は浪費家でありながらも、みなみかわのキャリアをサポートしています。彼女との出会いは、みなみかわがテレビで放送された著名なシーンがきっかけとされています。彼女が“闇営業”を通じて夫の仕事を広げる手伝いをする一方で、二人は共にテレビ出演の機会を得ています。

芸風と代表的なネタ

みなみかわの芸風には「アイヒマンスタンダード」と称される韓国ネタが有名で、韓国のアイドルのバックダンサーに扮し、高校の友人との絡みを通じたシュールなボケが特徴です。また、ロシアの格闘技「システマ」を取り入れたパフォーマンスでも知られています。自己の体験や周囲の人々を絡めたネタが多く、独特の視点から多様な笑いを提供しています。彼の活動は今もなお広がりを見せており、今後の活躍にも注目が集まります。

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